西宮ライフスキル研究会

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桃の節句・・・今日は娘の卒業式でした。

投稿者:かっしー

 今日は高校三年生の娘の卒業式でした。

中学の卒業式は腹痛のため(体育会や遠足など行事になると決まって体調を崩すのです)欠席し、夕方私と2人で証書を取りに行った経験から、高校の卒業式はどうかなと思っていたら、今日は無事卒業式に行きました。

私も参列する準備をしていたら「お母さん。いそがしいんでしょ。来なくていいよ」。と言うので「午前中、お休みとったよ」。と言うと、「ううん。来なくていいよ。立ったり座ったりしんどいだけやし。仕事に行っていいよ」。と。

ちょっと寂しいなと感じつつ。学校の事も気になるし、その娘の言葉に甘え「じゃ。元気に行ってらっしゃい」。と玄関で最後の制服姿を見送りました。

1時間遅れで出勤し、保健室に着いたとたん。鉄柱に激突し前歯を折った児童が運ばれてきました。すぐに病院の手配をし、タクシーに乗り込みました。

病院で時計を見ると、ちょうど卒業式が始まった時間でした。

「愛ちゃん。ありがとう。あなたが卒業式に来なくていいよ。と言ってくれたおかげで、お母さん。この児童のけがの手当てができたよ」。そう心の中で呟きました。

小学校の時から参観日も行ってやれず、病気の時も1人で寝かせて仕事に行った冷たい母親でした。

5年生の3学期に2ヶ月だけ不登校になって、朝、トイレにこもったまま1時間以上も出て来ない娘に「学校どうするの?お母さんも仕事行かなきゃいけないし、はっきりしなさい!!」と言うと、トイレの中から「ママなんかいつも私のことなんかほって仕事に行くやん。さっさと仕事に行けよ!!」と言われ、トイレのドアの前で声を殺して泣いたこともありました。

 いつも、いつも寂しい思いをさせてしまったけれど、今日まで本当によく頑張ってくれたと思います。

夕飯は息子と娘には特上のヘレステーキとお雛様ケーキ。母は豚テキ。でお祝いしました。

娘に今日の歯のけがの事を話し、「けがをした子どものお母さんから、加島先生が居てくれて良かったですと言ってもらえたよ。ありがとう。」。というと「よかったやん。お母さんの学校って大変やね」。と言ってくれました。

娘よ。卒業おめでとう。

4月からの大学生活では少しくらいはめをはずして、楽しく自由に輝いていてくれたらいいなと願っています。

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