今日は、タッチカウンセラー養成講座の講師として、8期の皆さんに「児童虐待の現状とタッチカウンセラーの役割」についてお話をさせて頂きました。
皆さん。涙ぐみながら真剣に私の話に耳を傾けてくださいました。
私は児童虐待のサバイバー(苦しみを乗り越えた人)です。
親に愛されず、暴力の渦巻く密室で生きなければならない苦しみと悲しみは誰よりも知っています。
そして、親となり、自分がされてきたようにしか我が子を愛せない苦しみも味わいました。
しかし、このままではいけない、自分でこの連鎖を断ち切らねば!!そう気付き変わる努力をしサバイバーとなりました。
私からひどい育てられ方をした息子は、今では二十歳に成長し、大変優しい母思いの息子に育ちました。
「人は変われます。自分で変わりたい。そう強く願った時、必ず自分を変えるためのチャンスを与えてくれる人と出会えます」。私はその事を子育てに悩む多くの親たちに伝えたいと思います。
5月は伊丹と加東市で講演をします。
1人でも、私の言葉に救われる人がいてくれたら・・・そんな思いで今後も活動して行きます。
養護教諭として。
タッチカウンセラーとして。
虐待のサバイバーとして。
私の担う役割は「あらゆる暴力から子どもの命を守ること」
それが私の使命。頑張ります。