西宮ライフスキル研究会

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映画の日「てぃだかんかん」を見てきました

投稿者:かっしー

 今日は映画の日。

私の好きなジョニー・ディップの「アリスインワンダーランド」か、デカプリオの「シャッターアイランド」にするか迷ったあげく、どちらでもない岡村くんと松雪さんの「てぃだかんかん」を観てきました。

その選択は正解でした。

「てぃだかんかん」は世界で初めて珊瑚の養殖と産卵を成功させた金城浩二さんの実話をもとにつくられた作品です。

大好きな沖縄の海を守り、昔のような美しい海を子どもたちに見せるために人生をかけた金城さんと、夫の夢をひたすら応援し続けた妻、お腹いっぱいご飯をたべるより、貧乏でもいい、海を守る父親をかっこいいと言った子どもたち。「不良品の息子」といいつつも「不良品なら不良品らしく輝け」と発破をかける母親。素晴らしい家族の物語でした。

金城さんは海が好きで、毎日毎日海の生き物を観察して過ごす子どもでした。

この映画を観ながら、ふと、魚が大好きで魚の事なら何でも知っているあるタレントさんのお母さんの話を思い出しました。魚の事にしか興味がなく全く勉強をしない彼のお母さんに、担任の先生が注意をしたところ、お母さんはただ一言「いいんです。あの子は魚が好きなんですから」と言ったというのです。

これこそまさしく、ナンバーワンではなくオンリーワンですよね。

「てぃだかんかん」とは「太陽さんさん」という意味です。輝く太陽のように『自分らしく輝いて生きる』ことが何よりも大切なんだと考えさせられる映画でした。

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