今日は梅雨明けを思わせるような晴天の中、京都の祇園祭に行ってきました。
山鉾巡行が週末にあたることがなかなかないため、今年は必ず行こうと決めていました。なんと大学生の時に行って以来なのでかれこれ20数年振りでした。
京都駅から地下鉄烏丸線に乗り換え、烏丸御池で降り、室町通を北から南へ四条通りまで歩きました。
途中、山や鉾が立ち並びそれはそれは壮観でした。
商家の町家では蔵を開いていて、伝来の宝物を私たち訪問者に披露してくださいました。大航海時代に伝来した中世ヨーロッパのタペストリーはとても素敵でした。
長刀鉾を先頭に傘鉾・月鉾・函谷鉾など有名な鉾が、新町御池の広い交差点で90度回転(辻回し)し、新町通りの狭い町家が建ち並ぶ路地を抜ける様は圧巻でした。
鉾の上では町衆の方々が「コンチキチン」と祇園ばやしを笛や鉦で奏でるのですが、このおはやし、鉾ごとに音色が違うのだそうです。
今回、京都に住む友人が見物スポットの詳しい情報を寄せてくれ、一緒に行った友人が巡行の時間を調べてくれていたので、とてもスムーズに見物することができました。
それにしても、今日は陽射しが強く、猛暑となったため見物客がバタバタ倒れ、救急車の進入のため何度も鉾が止まるというハプニングもありました。
次回、京都を訪れるのは来月の「五山の送り火」になります。
これは毎年欠かさず見物しているので今年も楽しみにしています。