西宮ライフスキル研究会

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寝る子は“できる”~睡眠は子どもの生きる力を育む~

投稿者:かっしー

 今日は木枯らし一番?が吹き荒れて一気に真冬に突入って感じの寒い一日でした。

今年は秋が非常に短く感じられます。明日はもっと寒い一日になるようです。ギブスの関係でジーンズが入らず、珍しく毎日スカートを着用していますが、ストッキングも入らないため素足なのです。でも、明日からはたとえジャージでもズボンでないと冷えますよね。

 さてさて、今日は学校保健委員会を開催いたしました。関西学院大学准教授の小谷正登先生をお招きして「寝る子は“できる”」というテーマでご講演頂きました。60名の保護者の方が参加してくださいました。CA380395

睡眠が1日2時間減ると、翌日は酩酊状態と同じ脳と身体の状態になるそうです。私が怪我をした時も睡眠不足が続いている時でした。非常に関係があると思います。

子どもに実施した生活実態調査から、小学5・6年生で睡眠時間が極端に短くなり、睡眠の質も落ちます。そしてこの時期に最も攻撃的行動が顕著に現れるという結果も示されました。西宮の子どもたちは全国の調査と比較しても遅寝遅起きの傾向がみられるそうです。

レム睡眠は学習の定着と記憶の整理を司り、ノンレム睡眠は身体の免疫や細胞の修復を司りますが、睡眠を削るとレム睡眠が削られるため、学習の定着という部分が危うくなります。昔よく言われた「4当5落(受験で4時間睡眠は合格するが、5時間以上寝ると落ちる)」は全く当てはまらないということになります。

成長期の子どもたちにとって大切な睡眠を削らぬよう、おとなと共に睡眠の大切さを伝えていかなければならないと痛感しました。

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