西宮ライフスキル研究会

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大阪市はピア・サポートでがっちり!

投稿者:おっちー

大阪市教育センターで、ピア・サポート指導者育成講座がありました。2日目です。

猛暑の1日、小・中・高校の教諭130名余りが、ワークショップを中心に講義や実践を聞きました。節電の中、熱気あふれる研修でした。

仲間が仲間を支える活動、ピア・サポートで思いやりあふれる学校にしようと、本気の研修が行われました。

「危機対応とスーパービジョン」から始まり、実際の活動を各自がプランニングし、それを分かち合う、ピア・カフェというグループディスカッションで盛り上がりました。最後には、ウクレレを抱えたピア・ハッピーチーム先導による大合唱『大きなピアだよ(大きな歌だよの替え歌)』を歌いました。大阪は、先生達のノリも半端ではありません。

私達の4人グループは、「ピア・カフェ・ざ・あいさつ」でまとまりました。児童会ではないけど、1年生の明るさや元気良さであいさつ運動をしていこう、4年生だけど自主的に朝校門に立って、あいさつ運動をしてしてみよう・・・そして、あいさつは自分から先に・・・なかなか言えない「ごめんなさい」に標語「わるくなくても、ごめんなさい」。実際、ぶつかったとか悪気はなくボールが当たってしまったとか、何気ないひとことで相手を傷つけてしまったとかの際、子どもたちが納得するまでいくつものステップを踏んで仲裁する・・・どの先生もすごく時間をさいているのです。

いよいよ、児童生徒のピア・サポーターを養成する講座が始まります。咲くやこの花中学校(西九条)。私も勤務校から4名同行します。どきどきわくわくです!

今回の養成講座で、勉強になったのは、サポートレスキューの違いについての学びでした。

サポートは、「理解を助ける」ためにフィードバックを大切にして、「自立を促しパワーを生む」ものです。レスキューは、「当事者に代わり問題を解決する」ために適切なアドバイスをするので、「依存を助長しパワーを奪う」もの。

サポートは「聞き取る」活動、レスキューは「行動を起こす」活動です。場合場合によって、使い分けることが大事です・・・が、手厚い教育が、レスキューになっていないか、私自身の子育てはどうだったか、考えてしまいました。

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