西宮ライフスキル研究会

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愛し方を知らない母と愛され方を知らない子と~サバイバーが支援者になる時~

投稿者:かっしー

1月14日土曜日。mini_120114_09300001福知山市市民会館のホールにて福知山市保育協会主催の人権講演会でお話させて頂きました。参加してくださったのは保育士さん他家庭支援員さん等約200人でした。

講演のテーマは「愛し方を知らない母と愛され方を知らない子と~虐待のサバイバーが支援者になる時~」です。大変重たいテーマでしたが、親が幼い我が子を虐待する事件が後を絶たない中で、虐待のサバイバーである私が経験を語ることが、虐待に苦しむ親の支援につながるならばとお話しさせて頂きました。

父の事。母の事。息子の事。語りながら私自身涙が溢れてこまりました。講師が泣いちゃいけないですよね。でも、いつもこのテーマでお話する時は涙が溢れてしまうのです。参加者の中にも一緒に泣いて下さる方が大勢いて、私の苦しみに共感してくださることが嬉しかったです。講演が終わり役員の園長先生が「涙が止まりません」と泣きながら控室に案内して下さいました。控室に「本を書かれていませんか?もし、書かれていたなら是非読みたいのです」と言いに来て下さった方もいました。講演の後、早速二つの保育園から二月と三月に保護者向けの講演依頼を頂きました。

3年前、夜の学習会でライフスキルのワークショップをさせて頂いてから毎年このように縁を繋いでいただいて居るのです。今回、私を講師に推薦してくださったのも、2年前、骨折した日に初めての松葉杖をつきながら講演させて頂いた福知山市内の中学校の関係者の方でした。

事前の細かい打ち合わせ・諸準備・会場作り・当日の運営などたくさんの皆さんのお世話になりました。保育協会会長の樋口先生をはじめ、役員の皆様。本当にありがとうございました。

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