西宮ライフスキル研究会

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自己肯定感 と 新型うつ病。

投稿者:おっちー

4/29 NHKスペシャル「職場を襲う新型うつ 会社員必見!驚く実態“いい子が危ない!”」

「子どもの頃は、手のかからないいい子でした」は、その子の病歴と語られました。

親の敷かれたレールにのって育った「いい子症候群」は、自己肯定感が低く(自分に自信がない)、人を責めることで自分を守るのだそうです。精神的に幼く、思い込みが強く、すぐに怒る。それで物事の全体像が見えない・・・。

新型うつ病は、職場ではうつで、職場以外では気力があって旅行したり遊びに行ったりするので、我儘やさぼりと思われてしまうのだそうです。

1990年代の新学力観(関心・意欲・態度を知識・技能より重視する)により、人と比べて人目を気にするようになったことも影響していると尾木直樹氏は言っておられました。それも、自己肯定感の低さが問題です。

私たちは、「生きる力」ために自尊感情(自己肯定感)を育てようと考え、ライフスキルプログラムを開発実践してきました。大人にも必要なことです。プログラムは、心理的な手法等を学び、それを45分の授業に使えるよう指導案にしたものです。どの年代でも、使っていただけます。

合同出版『自己肯定感がぐんぐんのびる45の学習プログラム』、よろしくお願いいたします。好評発売中です。1700円です。

番組では、コミュニケーション力についても語られました。社会には、理不尽さや壁、どうしようもなく越えられないことがあります。それに対して、自分なりの論理力・へりくつ力・俺は俺でいいんだというものが組み立てられていく・・・それがコミュニケーション力になる・・・二分の一世紀生きてきて、振り返ってみればそうだったそうだったなぁと共感しました!!(コミュニケーション力は、いまだ発展途上、未熟者です!)

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