小学校卒業から40年が過ぎ、初めて同窓会がありました。
5、6年生を担任してくださったI先生がいらっしゃっていて、I先生のテーブルへ向かい挨拶しました。
すると、隣に座っておられた先生が、「本多さん、私もあなたを担任しましたよ。」「え?」なんと1年生のときの担任のA先生でした。私は気づけずにいたのに、先生は私を分かっておられたのです。入学式の写真を示して、1年生の私を指差してくださって。
「親思う心にまさる親心」ってありますが、子どもが思う以上に先生は子どものことを思って覚えていてくださっていたんですね。
I先生は、マイクを持って、まず「皆さん、ごめんなさいね。遊んでばかりいました。もう少し、勉強すればよかったです。」と、おっしゃいました。
6年3組は、そういえばよく遊んでいました。雪が降れば半日雪遊びでした。雪合戦をして雪だるまを作って、かまくらを作って。学校から出て、お散歩もよく行きました。休んでいる子がいたら、みんなで訪ねたりして。引越しする子がいたら、秩父の三峰山まで山登り。帰りが遅くなって、先生は、駅の立ち食いそばをみんなにおごってくれました。大宮駅の9番線ホームの駅そばは、おいしかった~。
今の時代にはありえないことばかり。教室でねこをを飼ったこともありました。休みの日に先生の下宿におじゃましました。先生は、紅茶をご馳走してくださいました。紅茶を飲んだのは、その時が初めてで、ミルクティー、おいしかったです。卒業制作のコンクリートの虎の像ができなくて、卒業してからも学校へ作りに行ったりして。(そのときは、バナナボートをご馳走になりました。)
久しぶりに会ったみんなともすぐにニックネームで呼び合って、打ち解けました。いいですね~。それぞれが、美しい頼もしい50代になっていました。「みんなちがって、みんないい!!」本当にそう思えました。
子どもながらにいろいろあったけど、後で笑えるような素敵な小学校時代を送れたんだと今更ながら感じました。
同窓会の前には、大学の旅行研究会の4人でランチをしました。それも楽しかった!力をもらいました。
多忙だけど、思い切って「人生のオプショナルツアーだ」と決め、参加しました。良かった。新幹線に乗れば、日帰りで兵庫・埼玉間OKです。
さあ、また日常をがんばろう。