西宮ライフスキル研究会

ブログ

夏休みの思い出  

投稿者:おっちー

2学期が始まり1年生の教室では、夏休みの思い出や絵日記、作品の発表会をしました。みんな元気で明るい、それだけで100満点です。

私の夏休みは、休みなのに慌ただしく過ぎました。

①ピア・サポート養成講座の講師・・・学会の内容に沿って、理論と実習をします。これが終わるまで、非常に縛られた気分でした。

②イタリア旅行・・・行く飛行機の中で、旅程を立てるという気ままだけど言語力のなさからの心配は大の旅でした。

③がんばる先生選定・・・選定されたものの書類の不備を何度も何度も直して、ヒヤヒヤ。

④ライフスキル研修会・・・猪名川2校・大阪市1校でしました。よっしんとあっちゃんと私の3人が講師です。お二人がいると、本当に「ありのままの自分」でいられます。これぞ、ライフスキル!!3校とも大変喜んでくださいました。

⑤2学期の準備・・・とりあえず秋の遠足先の天王寺動物公園へ。

そして、その合間をぬって埼玉の実家の片づけをしました。10年前に母が2年前に父が昇天しました。公団住宅は、そのままでした。上海から兄一家が来て、私の2人の子どもも助けてくれました。1週間で、鍵を返すところまでできました。トランクルームに預けたもの、我が家に宅急便で送ったものもありますが、ほとんどが処分でした。

何も無くなった親の住まいを最後に拭き掃除しました。何だかもう一回住みたくなったりして。46年間もお世話になってありがとう、でした。全てのものを出して見直したせいか、部屋の光景が西宮に戻ってもしっかりと思い出されます。5年も10年もかかることを1週間でやれたのは、兄がいたおかげです。兄にお礼を言ったら、「親がそう仕向けたんでしょ」と、返ってきました。

母が先に亡くなって、苦手で話もできなかった父と必要があってやりとりするようになり、その父の最期は私が看取り、葬儀や何やらで兄と協力・・・母がいたら全てを母がしたでしょう。甘えん坊の私は、いつまでもそのままだったでしょう。

「努力家で気のいい母」と「我が道を行く父」は、「冷静かつ不思議な兄」と「甘えん坊で自由な私」に課題を与え、力をつけるようにしてくれたのでしょうか。ありがたいことですが、もし生きていてくれたら、子ども達が成人した今ならもっと楽しめたのに、と思わないではいられません。

片づけながら、父母のこれまでの一生懸命さに改めて気づき、もう少し私もがんばろう、結果がどう出てもやれるところまでやっていこうと決めました。

にほんブログ村 子育てブログへ