西宮ライフスキル研究会

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教育によってことばを持つこと

投稿者:おっちー

石井光太著『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか』(ポプラ社)の本を2年生の子たちに読み聞かせようと思っています。

マララ・ユスフザイさんの国連演説が書かれている写真集のような本です。

1年前に買って本棚にあったのを娘が読みたいと言ったので、出してきました。

「わたしたちが教育によってことばをもち、平和な世界を求めてともに歩みはじめれば、だれもそれを止めることはできません。教育が世界を変えるための解決策です」

当時16歳だった彼女のことばに驚くばかりです。

「明るく平和な未来。わたしたちはそれを自分たちのことばでつくりだしていかなければならないのです」

明るく平和な未来・・・グローバルな大きなめあてです。

人格の完成が教育のめあてのように、日々取り組んでいました。

社会の一員として、「声をあげて、世界をよりよいものにしよう」というマララさん。

子どもたちと日々学びながら、子どもの成長を支えるのが私の仕事です。それは、すなわち未来を作ることなんだと、再確認させられました。私の目指していることは、明るい平和な未来にかなうことでしょうか。子どもたちが、自分らしく自信を持っていきいきと生きられるようこの研究会を続けています。ライフスキルが、明るい平和な未来の一助になるよう進めていきたいです。

自尊感情を高めることが、ともすると自他に適応し、社会に適応するようなところに落ち着いてしまいそうです。

志を高く、精一杯勤めたいものです。置かれた場所の一つひとつの仕事に心を込めて。

 

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