図書の時間に、ノーベル平和賞を授与されたマララさんのことが書かれている『ぼくたちは、なぜ学校に行くのか』を2年生のみんなに読み聞かせしました。
マララさんの住んでいたパキスタンの地方に武装ゲリラが入り、女子は学校に行くなと言われたこと。
その他の国でも、学校が破壊されたり、学校があっても貧困や差別などで子どもが労働や結婚を強いられていることなども。
日本では、100%義務教育が保証されているけれども、発展途上の国では15%の子どもは学校に行けず、50%が中学校にもいけないという事実。
そんな暗い中で、輝くような勇気ある演説を貫いた17歳の少女。
「先生、マララさんのことがわかったよ」と、真剣な顔で言った2年生。
学校に行くことは、貧困や差別、不平等への解消につながる・・・。自分で考え、伝える言葉を持てるようになる・・・。明るい平和な未来をつくるためにつながることができるようになる・・・。
毎日学校に来て授業を受けたり、宿題を家でしたりしているけど、学べることのありがたさや価値を感じられたでしょうか。
子どもは、未来そのものです。その未来が、明るく平和であるように。しっかり見守らないと。