2年生に「いのちのふれ合い授業」をしていただきました。
赤ちゃんが、お母さんのお腹の中で点のような大きさから成長して生まれてくるまでの姿を手作りのお人形で見せてもらいました。
心音を聞いて、妊婦さんのお話を聞いた後に、妊婦さんのお腹に触らせていただきました。
両手をそっと妊婦さんのお腹に置いたときの子ども達の表情が、どの子も柔らかでにこやかで優しくて、見ている方が幸せになった時間でした。
私も出産のころを懐かしく思い出していました。
参観された保護者も出産に関わる大変な思い出を話してくださいました。
楽な出産などありません。
どの子もお母さんのお腹の中にいるときから大事にされ、お母さんは大変な痛みをこらえて、生まれてきたことがわかる内容でした。
学年のどの子もそんな風に生まれてきた、一人ひとりを大切にしなければ、と改めて感じさせてもらいました。
そして、今朝のテロのニュースでした。
人権というより、人としての当たり前の自然な感覚を失ってしまう状況・・・。
戦闘が今なおどこかで行われていること、人として当然持っているであろう感覚がどうして抜けてしまうのか。
命に対する尊厳、それを壊すことへの違和感が、良心という本能。
小学校教諭という立場から自分は何ができるのでしょう。
私の持ち場からできること。
「生きる力」の育成を願って、このライフスキル研究会が結成されました。
「生きる力」は、命あってのことです。