西宮ライフスキル研究会

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メタ認知

投稿者:おっちー

新緑が美しい気候のいい5月になりました。

4月は、師走以上に多忙感あふれる月でした。

新しい出会いと新年度に決定しなければならない様々こと。

ゴールデンウィークでほっと一息、家の片付けと掃除をしながら、振り返っています。

奈良への遠足、国際色豊かな海外からのお客さんに子ども達は驚いていました。さすが英語推進校3年目、「ハロー」「オーラ」「ボンジュール」「ニーハオ」「アンニョンハセヨ」と、知る限りのあいさつで国際交流していました。

家庭訪問は、玄関先でお話することに決めています。A君は、冷たいお茶を入れて出してくれました。学校とは違う一面に触れることができて、幸せなひとときをいただきました。

飛び込みの6年生担任(昨年度は1年生担任)なのにも拘わらず、不適切な行動には、がっつり指導して、信頼関係もまだできていないというのに・・・などと気持ちはいつも行ったり来たり・・・。

初めての授業参観は、学年で「ハートビーイング」をしました。西宮ライフスキル研究会の人気プログラムです。完成されたプログラムだと評価されていますので、自信を持って授業しました。言葉に着目する内容です。人から言われてうれしい言葉と悲しい言葉を出し合って、言葉が人に与える影響について考えます。「言葉には、エネルギー・力があります。」よく、「ありがとう」は魔法の言葉と言われますが、言葉自体が魔法なのではないでしょうか。人から元気を奪うような悲しい言葉は、茶封筒に入れられ封印されました。6年生の言語環境が良くなりますように・・・。

そして、ピア・コーディネーターのファシリテーション講座。「講座5 サポート活動の動機付け」を担当しました。実際に講義して、それを検討されるというもので、酷評とも思える愛の鞭を受けて学んできました。今回は、菱田準子先生と栗原慎二先生からコーディネーターとして「メタ認知」することの必要性を指摘されました。「高次から自分を認知する。」「もう一人の自分が自分を認知する。」ようなことです。認知行動療法とも関わりがあって、人が健全に生きていくためにも有効な技能だとわかりました。あまりの酷評に、一日落ち込んでいました。が、ふと「メタ認知」というキーワードが浮かんできて、調べていくうちに気分が戻りました。つい陥ってしまう「自動思考」、偏った思い込みから脱出すること、客観的に思考することですね。価値あることを学ぶことができました。

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