西宮ライフスキル研究会

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子どもは親の“言う通り”に育たないけれど、親の“する通り”に育つ

投稿者:かっしー

 今日は夕べのてるてる坊主のご利益があってかとてもよい天気となりました。

      (決して私1人のご利益ではないと思いますが・・・)

夜中じゅう雨は降り続け、朝、5時半に目覚めたときも雨模様でした。

いつ止むのかしら・・・グランド状態は最悪だろうな・・・今日は無理かな・・・

そう思いながら6時半に自宅を出ました。

学校へ向かう途中で雨は止み、西から薄日がさしてきました。

職員室からグランドを見ると、あちこちに大きな水溜りができ、相当ぬかるんでいました。

グランド状況は最悪です。でも30分開始を遅らせてでも本日開催と決まりました。

それからが大変でした。

学校中の雑巾とバケツ、ちりとりを持ち、できた水溜りの水の処理です。

職員全員が総出で作業に取り掛かりました。

みんな汗だくです。

グランドの隅では朝早くから保護者(主に父親)が観覧席の陣取りに列をなしています。

まずは子どもたちが演技をするトラック周辺の整備を優先したので、観覧席の整備が最後になり保護者を入れる時間が遅くなりました。

待ちくたびれた保護者の列から「こんなに待たされるなら整理券くらい用意しろよ」。という声が聞こえました。

職員が懸命に開催に向け作業をしている姿を見ながら、そのような苦情を言う保護者がいることがとても残念でなりませんでした。

それでも、皆無言で作業を続けていると、列の中から数人の保護者の方が「手伝います」。と出てきてくださり、職員と一緒に雑巾でドロドロの水を吸い上げて下さいました。

子どもは親の“言う通り”には育たないけれど、“親のする”通りに育つといいます。

率先してお手伝いくださった親の子どもは、きっと困った人をみたら真っ先に助けに行く子どもに育つのだろうなと思いました。

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