今年の中秋の名月は昨日だった。
しかし、厚い雲に覆われていて、残念ながら見ることはできなかった。
今、東の空にとても美しい1日遅れの名月を眺めることができる。
明日。小野市の中学校で3年生の生徒さん240人の前で、いのちの教育の一環として「15歳の君に伝えたいメッセージ ~あなたはあなたが好きですか?~」というテーマでお話をさせて頂く。
私は子どもたちに“いのちの大切さ”を伝えるために養護教諭になったので
今回、講演依頼が来た時は大変嬉しかった。
しかし、今日まで保護者に対しては数多く講演をしてきた私も、中学生の子どもたちを目の前に話をするのは初めての経験。ましてや15歳といえば多感期、言葉も話の内容も慎重に選んで使わなければならない。
日が迫るごとに緊張感は高まり、珍しく逃げ出したくなる心境にまで追い詰められていた。
今日、午後からようやく、話の原稿作りとプレゼン作りに取り掛かった。もっと早くやればよいのに、向き合うことを避けていたのだ。
原稿に行き詰まり、ふと、窓の外に目をやると
とっても美しい満月が私を照らしてくれている。
その月をジーッと眺めていると、とても穏やかな気持ちになり
「いいんだよ。いつもの通りで・・・
あなたが子どもたちに伝えたいと思っていることを、そのまま言葉にすればいい。
子どもたちは必ずあなたの思いに耳を傾けてくれるよ。
大丈夫。大丈夫。すてきな出会いを楽しんでおいで」。
そんな風に励まされている気がした。
1日遅れの中秋の名月のエネルギーを全身にうけ
ようやく、さきほど原稿を書き終えた。
これをもう一度読み直し。
成功へのイメージトレーニングをして今日は休もう。
お月様。
明日、頑張ってくるね。
いい報告ができますように。