今日は台風による警報のため休校になった。
ちょうど、肺への癌転移が疑われていた母の検査結果の出る日だったので、午前中お休みをとって母に付き添った。
結果は「肺にできた腫瘍は悪性か良性かの判断がつかない」。とのことだった。腫瘍があるのはCT画像からも確実なので、手術も勧められたが、母は拒否。今後も月に一度、CT検査で様子をみることになる。
生命力の強い母のこと。おそらく良性だろう。
と、楽観的な娘である。
午前中いっぱいかかると思っていた母への付き添いが早く終わり、時間に余裕があったので、私も癌検診を受けることにした。
乳がん検診。つまり、あの痛いと悪評高い『マンモグラフィー検査』である。
今年、規定の年齢に達した私は、市から無料クーポンが送付されてきたのである。
せっかく無料なのだから行かなきゃ損!!って感じで行ける日を考えていたのだが、ずっと時間が取れないでいた。また、以前から、一度は受けたいと思っていたが、受けた友人たちが「泣くほど痛い」と言っていたので怖くてさけていたというのが積極的に受けに行かない理由でもあった。
しかし、今日は、きっと神様が検査に行く時間をプレゼントしてくれたのだと思って、あいた時間に思い切って受診することにした。
はじめてのマンモグラフィー。ワクワクドキドキ。
検査はあっという間に終わり、痛みも多少引っ張られるときに痛い感じはあるが泣くほどは痛くない。
それどころか、透明の板に押しつぶされた、ぺちゃんこのオッパイを見て思わず笑ってしまった。
私は今日までに、3回腫瘍摘出の手術をしている。運よく、それら全て良性で命拾いしているが、癌家系でもあるため、年に1度、子宮と胃の癌検診は欠かさず受けている。
今後はその二つの検診に、乳がん検診も加わることになりそうだ。