西宮ライフスキル研究会

2009 12月

さようなら2009年。今年1年の振り返り

投稿者:かっしー

 今、2009年12月31日午後9時です。

今年も残り3時間をきりました。

振り返ると、2009年は「西宮ライフスキル研究会」にとって、大きな“チェンジ”の年でした。

今まで築き上げたものを壊し、白紙に戻した上で再度つくり直しました。この出来事で、私たち4人の結束がより一層固く結ばれました。

書籍も新しいプログラムを加え、表紙を一新して増刷しました。

今年もたくさんワークショップを開催しました。近隣の尼崎や猪名川からの依頼のほか、豊岡市や朝来市など但馬からの依頼もありました。一つ一つの出逢いに勇気づけられました。

9月には念願であったホームページも完成し、ネットを通じて全国にライフスキルを発信。各地から書籍の申し込みがくるようになりました。

ブログも始めました。今日のこのブログで“99”の投稿となります。何をするにも三日坊主の私がよく続いたなと思います。

10月。日本学校教育相談学会近畿ブロックにて、ライフスキルの取り組みについて発表する機会も頂きました。

ライフスキルのプログラムがおっちーの執筆により「月刊学校教育相談」(ほんの森出版)に1年間連載されることになりました。おっちー毎月ご苦労さま。

2009年はとても、とても充実した素晴らしい1年でした。

私たち西宮ライフスキル研究会を支えて下さったみなさん。

応援してくださったみなさん。

ワークショップに参加して下さったみなさん。

書籍を購入してくださったみなさん。

本当に本当にありがとうございました。

2010年もよろしくお願い致します。 

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司馬遼太郎が食したランチ

投稿者:よっしん

北野クラブのデザート「北野クラブで司馬遼太郎が食したランチご招待」に参加しました。メニューは、野菜のエチュべと鯛のスモークの前菜に始まって、帆立のポワレと茸のフリカッセ、メインは牛フィレ肉のグリエ、デザートも手が込んでいて食べるのがもったいないような作品でした。洋梨のスパークリングワインも口当たり良く至福のときを過ごしました。

ちょうど十年前、前任校の校長が、「プレゼントするよ。読んでごらん!」と手渡されたのが、「坂の上の雲」。そのことを化学者だった父に知らせると、父は書斎から沢山の他の作品を取り出してきて並べ、ドイツワインを飲みながらその歴史観を熱く語り始めました。

妹とありし日の父のことを懐かしく思い出しながら、慌ただしい年の瀬の午後をゆったりと過ごしました。

北野クラブで食事

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かっしー、ありがとう!

投稿者:おっちー

そうだったのです。年末に3日も費やすのは、どうかと迷いつつ講座を申し込んだのでした。(丸々三日間、教育カウンセラー漬けになってしまいますから。)かっしーのブログを読んで、そんな気持ちをわかってもらえたことで、救われた気持ちになりました。かっしー、ありがとう!!

さて、今日は清風堂書店の店長代理のHさんから電話がありました。地下鉄東梅田駅の近くにある清風堂さんに『ライフスキル』の本を置かせていただいているのです。現場の教員向けの教育書が揃っていて、先生方御用達の書店です。本棚をときどき見に行っては、納品させていただいています。その確認のお電話でした。

大阪でも、研究授業や授業参観、普段の授業にライフスキルが取り入れられるようになりました。清風堂さんに感謝しています。3年前に清風堂書店を紹介して下さった勤務校のH先生にも感謝しています。

ライフスキルの授業をすることにより、集団の凝集性が高まり、児童同士の関係も向上します。対人関係を形成することにより、学習効果も高まると思っていました。それを、先日までの教育カウンセラー講座で、確認できました。

岡田弘先生は、「教育カウンセリングを通して、教育と福祉に貢献するのだ」とおっしゃいました。鈴木由美先生は、「人は幸せになるために生まれてきた」とおっしゃいました。私は、「人が、人との関わりの中でその人らしく幸せに生きること」を求めていきたいのです。

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教育カウンセラー養成講座での学びを活かすために

投稿者:かっしー

 おっちー。三日間連続講座への参加、お疲れ様。

たくさんの学びがあってよかったね。

この教育カウンセラー養成講座は毎年この時期、終業式を終え、ほっとする間もなく突入する連続講座で、参加には大変な気力と気合が必要です。受講料も高いのですが毎年多くの人が参加されます。

それだけ講師陣の層が厚く、内容の濃い学びと気付きのあふれた講座なのです。

この講座を何度も受講し、試験を受けて私たちライフスキルのメンバーは全員、教育カウンセラーの資格を取得しました。

メンバーの中でも、おっちーだけ上級で、あとの三人は中級です。

おっちーの頑張りはすごいです。私は中級で満足し、上級を目指そうとは思わないのですが、おっちーは上級になっても、尚、学ぼうという意欲があります。

教育カウンセラー養成講座での学びをライフスキルの中にもどんどん活かしていけるよう次回の研究会でフィードバックして下さいね。

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教育カウンセラー講座の3日間!

投稿者:おっちー

今年も冬休みの始まりは、神戸女子大学でのカウンセラー講座に参加しました。(午前3時間+午後3時間)×3日間です。

1日目は、岡田弘先生の「サイコエデュケーション」や粕谷貴志先生の「学級集団分析尺度」。

私たちのライフスキルもサイコエデュケーション(心理教育)です。心理学は、科学です。客観的な実証に裏付けされているのです。カウンセラー協会兵庫県支部長の荒堀浩文先生に「私達は、科学者と言っていいんですか」と、伺ったら、「そぐわないなぁ~。僕は、臨床実践家と言ってるよ。」とおっしゃいました。残念、白衣の科学者にあこがれていましたが・・・。

2日目は、鈴木由美先生の「論理療法」と「ソーシャルスキル」。「人間関係を作ることは、学習と同じくらい大切。子ども達が学習不足や経験不足でスキルが育っていないなら、教えてあげればいい。」と、力説されました。同感です。私達の研究会は、そのように必要なスキルを体験により身につけることを考えています。

鈴木先生の専門の認知行動療法は、考え方を変えることで、悩みを解消したり、行動変容できるという理論で、海外では今やカウンセリングの主流です。ライフスキルのプログラムには、未来志向のソリューション・フォーカスト・アプローチが、入っています!(日本では、まだ来談者中心のカウンセリングが、主流です。)

今日は、最終日で菅野純先生や協会会長の國分康孝先生の講座がありました。不登校の講座の中で、菅野先生は「教師異人論」を話されました。お父さんでもないお母さんでもない、普通の大人でもない、異人としての教師が、子ども達のプラスの学校体験をサポートしようというものです。学生の頃、教員は聖職者と習いましたが、今は異人なんですね~。

國分先生は、教育カウンセラーにとって一番大切なことは、子どもとのリレーション(人と人とのつながり)だとおっしゃいました。そして、教育現場をよく知る教育カウンセラーが学校現場では、有効であると。治すのではなく、”育てるカウンセリング”をするのが、私たちの仕事だと再確認しました。

三宮からポートライナーに乗り、海を渡って通い、いい気分転換になりました。今年は、上級カウンセラーに合格し感謝するばかりでしたが、出産したばかりの母親と同じで、これから研鑽を積んで上級カウンセラーになっていくのだと思っています。

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