西宮ライフスキル研究会

2010 7月

祇園祭り・・・20数年振りの山鉾巡行見物は感動でした

投稿者:かっしー

 今日は梅雨明けを思わせるような晴天の中、京都の祇園祭に行ってきました。P7170012

山鉾巡行が週末にあたることがなかなかないため、今年は必ず行こうと決めていました。なんと大学生の時に行って以来なのでかれこれ20数年振りでした。

京都駅から地下鉄烏丸線に乗り換え、烏丸御池で降り、室町通を北から南へ四条通りまで歩きました。

途中、山や鉾が立ち並びそれはそれは壮観でした。

商家の町家では蔵を開いていて、伝来の宝物を私たち訪問者に披露してくださいました。大航海時代に伝来した中世ヨーロッパのタペストリーはとても素敵でした。

P7170014長刀鉾を先頭に傘鉾・月鉾・函谷鉾など有名な鉾が、新町御池の広い交差点で90度回転(辻回し)し、新町通りの狭い町家が建ち並ぶ路地を抜ける様は圧巻でした。

鉾の上では町衆の方々が「コンチキチン」と祇園ばやしを笛や鉦で奏でるのですが、このおはやし、鉾ごとに音色が違うのだそうです。

今回、京都に住む友人が見物スポットの詳しい情報を寄せてくれ、一緒に行った友人が巡行の時間を調べてくれていたので、とてもスムーズに見物することができました。

それにしても、今日は陽射しが強く、猛暑となったため見物客がバタバタ倒れ、救急車の進入のため何度も鉾が止まるというハプニングもありました。

次回、京都を訪れるのは来月の「五山の送り火」になります。

これは毎年欠かさず見物しているので今年も楽しみにしています。

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伝統の巨人阪神戦が・・・雨天中止となりましたぁ・・・(涙)

投稿者:かっしー

 今日は相棒のたこちゃんと一緒に、伝統の巨人阪神戦をグリーンシート(放送席の真後ろ)で観戦する予定だったのに、午後4時半から降り始めた大雨で中止となってしまいました(涙)

今日は朝から雨も降らず、薄日もさしていたのに・・・なんで試合開始の1時間半前に大雨なの?って感じです。まだ、朝から雨模様だった昨日の方が諦めもつきます。

今回のチケットは夫の会社の取引先が、接待用に年間予約席を買っていて、「巨人戦のチケットしかいらない」という私の希望を年に一度だけ叶えてくれるのです。

あぁ。これで今年の巨人戦観戦は終わってしまいました。

がっくり・・・。

それにしても、今年は本当によく雨が降ります。

暑い夏もいやけど、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。

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教え子の初ボーナスで頂くご馳走はうれし涙の味がしました

投稿者:かっしー

 今日は随分久しぶりの完全オフの1日でした。

午前中は美容院へ行き、午後は部屋の片付けとお昼寝をしました。

昨晩、友人とサウンドヒーリングのコンサートに行き、その時購入したジーニウス5の尾崎さんのヒーリングのCD「愛Love You」を聴きながら1時間ちょっと身体を休めると目覚めた時には身体が軽くなっていました。

夕飯は、4月から大阪の大東市の中学校で講師として採用された教え子が、初ボーナスでご馳走してくれることになっていました。初ボーナスといってもわずか5万円です。それでも私にご馳走してくれるというその気持ちがとても嬉しくて、私からはネクタイとカッターシャツを就職のお祝いとして用意しました。

待ち合わせの時間は18時。しかし時間になっても彼は現れません。20分過ぎてやっと「先生。寝過ごしてしまい三宮まで来ちゃいました。すぐ引き返します!!」とメールが・・・。ギリギリの時間まで休日出勤をして電車に飛び乗ったのです。疲れていたのでしょう。結局、約束の時間から1時間過ぎて再会を果たしました。

昨年の夏「もう、大学・・・やばいかも・・・」と相談に来た時と比べ、体重は激務で5キロほど減ったそうでしたが、顔色は良く、先生らしくなっていたので嬉しかったです。

大変荒れた学校で、5月には「もう限界・・・」とメールをしてきました。生徒からボコボコに殴られ、その都度眼鏡は吹っ飛び、壊されたそうです。幼い頃暴力の中で育った彼は、生徒たちを決して力で押さえつけようとはしません。心と心で向き合おうとしています。しかし、現場では彼の思いは空回りしてしまうようでした。

彼のように子どもたちのために真剣に向き合おうとしている教師がつぶれてしまう学校であってはいけないと思います。

今日、食事をしながら一生懸命子どものこと、学校のことを話す彼の傍に寄り添いながら

「どうか、いっぱい苦労していっぱい苦しんだあなたしかわからない、子どもたちの心の叫びにしっかり耳を傾けられる先生になってね」

そう願わずにはいられませんでした。

教え子からのはじめてのご馳走。

とってもとっても嬉しくて美味しかったです。

学期末の一番忙しい時に、私に予定をあわせてくれてほんとうにありがとう。

もうすぐ、夏休み。あともうちょっと頑張ってね。

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毎日に笑顔の花咲くHAPPYアドバイス講座

投稿者:かっしー

昨日、今日と太陽ギラギラ・・・梅雨空を押しのけて本格的な夏の到来ですね。

そしていよいよ夏休みまであと2週間あまりとなりました。

振り返ると4月から今日まで本当に本当に超・超・超多忙な毎日でした。

昨日は午前中「こあら」の会に参加し、午後2時過ぎに自宅に戻ってから久振りに自室の片付けをしました。子どもたちも「あれ?こんな時間にお母さんが家にいるなんて珍しいね」と言って笑いました。そう。5月の連休から休日一度も家にいることがなかったのです。毎回、もうこれ以上予定を入れないでおこうと思っているのに実行できない私。夏休みも予定がビッシリ。出勤する暇もありません。保健室の植物たちが枯れないか心配なほど。

暑い夏。どんなに忙しくても何とか健康だけは維持して乗り越えなければ!!

毎日に笑顔の花咲く HAPPY アドバイス講座 案内PDF (218.5KB)さて、西宮志立人生はバラ色笑楽校 理事長 長谷暢子先生より、8月のイベントの案内が届きました。夏の終わりの素敵なセミナーです。

どんなに忙しくても毎日笑顔で居られる・・・そんなアドバイスがいただけると思うとワクワクです。

みなさんもどうぞ奮ってご参加くださいませ。

 

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「生まれてきたくなかった」という子どもたちへ

投稿者:かっしー

 今日は昨日までの雨が嘘のように晴れ渡り大変暑い一日でした。

午前中、尼崎で開催された、こころの病気を抱える子どもの親の会を支援されている「こころ・あんしん・Light こあら」さんの定例会におじゃまさせて頂きました。

そこで話された事は外に持ち出さない約束なので具体的な事例は書けませんが、たくさんの子どもたちが、早い子どもで10歳からうつであるとか、統合失調症、パーソナル障害などとの診断を受け、何年も心の病と闘っていることを知りました。

フリートークでは1人のお母さんが「我が子に「死にたい」とか、「生まれて来たくなかった」といわれた方おられますか?その時どうしますか?」と発言され、ほとんどの方が「あるよ」と手を挙げられました。

愛する我が子に「死にたい」であるとか「生まれてきたくなかった」といわれた親はどんなにか辛いだろうと思いました。しかし、それ以上に子どもは生きることが辛く苦しいのです。

私が初めて「死にたい」と思ったのは、小学校の高学年の頃でした。

でも死に方がわからなくて、毎日、毎日、トイレの神様にお祈りしていました。

「トイレの神様。どうかお願いです。私を殺してください。私を神様のところへ連れて行ってください」と。

中学2年生の時「どうして私なんか生まれてきたんだろう。生まれてきたくなんかなかった。こんな辛い思いをするためだけに生まれてきたんじゃないはず。幸せになりたい。一度でいいから幸せになりたい」

泣きながら剃刀で手の甲を傷つけました。

高校1年生の時、一時学校に行く事ができなくなりました。とてもとても苦しい毎日でした。しかし、私は自ら死ぬ勇気はないと自覚していました。どうせ死ねないなら記憶を全て消したい、ここはどこ?私は誰?という世界に行きたいと願いました。でも、それもかないませんでした。

なぜ、私は心の病にならなかったのでしょう。

心の病は「脳体積」や「脳内伝達物質」と大きく関係しているそうです。

どんなに過酷な状況に居ても全ての人が心の病になるわけではありません。私がそうであったように。

もし、私が我が子に「死にたい。生まれてきたくなかった」と言われたら。

「それはお母さんにとってはとてもつらい言葉だね。でも、そんな風に思うくらいあなたは苦しんでいるんだね」とだけ伝えて抱きしめるでしょう。そして「お母さんはあなたがお母さんのこどもでよかったと思ってる。生まれてきてくれてありがとう」と言うでしょう。ありきたりな言葉ですが、それしかないと思います。

「生まれてきたくなかった」と親へ言う子どもたちへ。

あなたはお母さんが勝手にこの世にあなたを生んだんだと恨んでいるかも知れないけれど、実はあなたが今そばにいる親たちを選んでこの世に生まれて来たのです。あなたは何らかの使命を受けてこの世に誕生したのです。親となったひとに大きな課題を与えるために。そしてその与えられた課題にどう取り組むかは親の問題です。

皆さんは、どうぞその課題を手放してください。そして、今度は自分のために生きてください。

あなたは幸せになるために生まれてきた大切な子どもたちなのです。

私が初めて「死」を意識してからもう30数年がたちます。

私は今、とても幸せです。あの時、死なずに生きて本当に良かったと思います。

どうぞ、生きてください。

幸せになるために。

(追伸)

 先日、以前、あることでお世話になった方の息子さんが31歳で自らの命を絶たれました。彼は私の知り合いの教師の教え子でもあります。その教師は大変なショックを受けていました。話を聴いて一緒に泣きました。もし、私の関わった子どもが自ら命を絶つようなことがあったら・・・私は教師を辞めると思います。

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