西宮ライフスキル研究会

2010 9月

仕事休みたいとイメージしたら・・・とんでもないことが起きました。

投稿者:かっしー

 夕べ、友人からの気の重いメールが届き、睡眠不足のまま朝を迎えました。

学校に着いてすぐ、昨日コーナンで買ったレモン石鹸150個入りの大きなダンボール箱を持ち、急いで保健室に運ぼうと階段を駆け上がった瞬間目の前が真っ暗になり後ろ向きに倒れてしまいました。

倒れる瞬間、左足に「グギッ」という鈍い音と強烈な痛み。

階段を転げ落ちながら「福知山。絶対行かなきゃ。けができない」と考えていました。

しかし、「グギッ」といった左足首はみるみる象さんの足のように腫れあがってきました。

駆けつけてきてくれた職員に保健室に運ばれ、自分で応急手当をし、自分で運転して病院へ行きました。

結果。全治3週間~4週間。ギブス固定と松葉杖になりました。CA380392

レントゲンフィルムを確認しながら、ドクターは「これだけ腫れて痛みもひどいのに、レントゲン上では骨に異常はないなぁ。でも、これは骨折と考えて手当てしておいた方がいいな」ということでギブスになったのです。

骨折と頭部打撲は今までにしたことがないのが自慢だったのに・・・。

最近、忙しくていつも「仕事休みたい。休みたい」と休むことばかりイメージしていたので、そのイメージ通りになってしまったわけです。ただ・・・こんな形で実現するとは予想もしていませんでしたが(泣)

とりあえず、今日は自宅で左足を高くあげて安静にすごしました。

しかし、今から福知山まで自動車を走らせます。ケガが左足でよかったし、あんなに派手にこけて他にケガがなかったのが不幸中の幸いです。

今日は夜7時から福知山市立六人部中学校で講演をします。

100名ほどの参加ときいています。急なキャンセルはできません。

頑張ってきます。

きっと、最高の出会いをします。楽しみます。感動の拍手の音が聞こえます。

ありがとうごいざます。

ありがとうございます。

行ってきます。

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PYSANKY(ピサンキ)

投稿者:よっしん

親戚の夏ちゃんから、「芦屋のギャラリーでピサンキ作りのワークショップをします」と連絡があり、参加しました。

SN3F0094.jpg卵の殻に絵を描いたり、染料で染めたりしたものは、世界中で見られます。特に欧米ではイースターにそのような卵を作って遊んだり交換したりする習慣があるそうです。

夏ちゃんは、15歳のときに絵本(「小さな卵の大きな宇宙」・福音館書店)でピサンキと出会い、その魅力に魅せられ、ピサンキを作りたいと願って、武蔵野美大に進みました。夏ちゃんが作るウクライナのピサンキは、ろうけつ染めの技法で精緻な模様を描きだした美しいものです。卵の形の工芸品といえば、ロシア皇帝が皇后に贈るためにファベルジェに作らせていたという金銀や宝石をふんだんに使った「インペリアルエッグ」があります。SN3F0091.jpgでもピサンキは、ウクライナの農民たちがイースターを待ち望みながら家で作り続けていたアートです。元々は、ラズベリーやタマネギや木の皮などの植物染料で染められていました。卵がイースターの象徴として用いられるようになったのは、生命の入れ物である卵が復活のシンボルにふさわしいと考えられたからでしょう。ピサンキの歴史は2000年以上と言われています。ピサンキを家畜小屋に吊るしたり、家の四隅に埋めたりしているそうです。模様は太陽や女神や熊の手や葡萄や花などが鮮やかな色合いで描かれています。

SN3F0089.jpg私は、たくさん飾られた中から気に入ったピサンキ4個と彼女が焼いた皿3枚とネックレス1つを買い求めました。

好きな仕事に打ち込めることは贅沢なことです。夏ちゃんのさらなる活躍を祈りながら、ギャラリーを後にしました。

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今年度もピア・サポートをします!

投稿者:おっちー

人間は「関係」のなかでしか存在できません。だが、今の日本では不介入が美徳になっている。関係を敬遠し、格差によって社会が二つに分かれると、社会全体で助け合いの合意ができない。

「社会人になるとはどういうことか」・・・(略)・・・お金を稼ぐことばかりが社会人ではない。異なる意見を持つ人とのつながり、関係を築くことが社会人の到達点です。

      ~「豊かさとは何か」著者の暉峻淑子さん~

今朝の朝日新聞「くらし考」の欄に出ていました。

只今、運動会の練習の真っ最中です。団体競技の練習をしていると、うまくいかないことがあります。すると、「○○さんが、いるから・・・」などの個人攻撃を耳にすることがあります。もちろん即、指導に入ります。

ピンチは、チャンス!!

ピア・サポート活動を学年で、先週から始めました。NEC_0200

第一回「出会いと協力」。まず、仲間を支えることの意義を伝えました。

ピア・サポートは、「仲間を支える」こと。目的は、自分達で「思いやりのある学校」を作ることです。人を支えることは、うれしいこと。自分も支えられることがあって、安心できます。いじめのない居心地のいい学校しよう、という話をします。

でも、人と人との関わりで思いがけず、傷ついたり傷つけたりがあったり、思いが伝わらなかったり、などうまくいかないことが多々あります。そのため、トレーニングすることからピア・サポート活動は始まるのです。

①ひたすらじゃんけん→おあいこじゃんけん→②バースディライン→③カモーン→④絵しりとり→シェアリング

これで、45分。教育実習のW先生も入っていただきました。幼稚園への就職が決まっていて、「幼稚園でもできますね!」とのこと。はい。保護者会でも!

枠組みやルールがある活動なので、構成的グループエンカウンターのようです。安心して、楽しんで関わり合いながらできます。笑顔がいっぱいのワークショップした。

人それぞれ違う力を持つ子ども達が集まる学校は、優劣を比べたり競い合う場ではなく、違いを認め合って高め合う場だと伝える必要があります。そして、支え合う関係が築ければば、学校はパラダイスのような場になるのではないでしょうか。

龍馬伝かぶれの私は、「ピア・サポートの概念で、日本を変えることができるのでは」と、密かに密かに密か~に考えているのです。

今年度は、4年生をピアチューターにしたいのです。仲間の学習を支える活動ができないものかと・・・。 

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今日は中秋の名月です

投稿者:かっしー

 今日は中秋の名月。

月を眺めるのが大好きな私は今も部屋の窓から眺めています。

本当は海辺で眺めるのが最高なのですが、ここ数年はいつも部屋の窓からです。

5年前。神戸のハーバーランドで眺めた名月は、豪華客船の飛鳥Ⅱ号と重なって本当にきれいでした。

みなさんにもお見せしますね。

asuka

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放課後の過ごし方と約束事 → 友達関係

投稿者:おっちー

3連休ですね。ゆったりすごしています。

金曜日は、4年生合同の音楽参観と学年懇談会でした。

音楽専科のM先生から「音楽にジャージは似合いません」との助言を受けて、4年生担任は、黒を基調の服装で臨みました。

子どもたちは、情感豊かに合唱や合奏をしたり、親子で演奏したり、素晴らしい音楽参観でした。音楽の力は、すごいですね。

学年懇談会は、PTA主催で、司会は保護者のお父さんがしてくださいました。

始めに、「パッカー車の体験学習」や「児童会の楽しく遊ぼう会」等、撮りためた写真をスライドショーで見ていただきました。

そして、懇談。テーマは、「放課後の過ごし方と約束事」でした。

話が進むうちに、話の中心は、「友達関係」になっていきました。

親としてどう関わっていけばいいのか・・・。

今は、大学生でも友達作りができなくて、トイレの個室で一人昼食をすませたり、退学してしまったりするそうです。また、友達を求めて集まるのですが、健全な友達関係を結べずにいじめのような「いじり」になっていたり、ネットでのいじめなど、「友達地獄」とも言われる状態があります。

あるお母さんが、「自分も友達と言えるのは、一人ほど」という発言を受けて、友だち作りを急がないで、コーチングの質問力を生かすことや、よい聴き手になって、受容・傾聴・共感することをお勧めしました。

コミュニケーションは、体験あってこそ身についていくものです。関わりの中から模索しながら折り合いをつけながら、身に付くものです。

おおらかな後方支援がいいと思います。

トラブルがあって、大人がすぐに出てしまうと、子どもの学ぶ機会が失われます。関わりが少ないと言われるこの頃ですから、「ピンチはチャンス!」です。

哲学者の永井均さんは、ともだちはいなくていいのだ、と言いきっています。そして、ひとりで遊べる人こそが友だちを持てるのだ、と。ひとりを恐れないでほしいのです。

師匠の國分康孝先生は、「本音の交流・ありたいような自分でいること」をいつもおっしゃっています。「友達作り」に無理をしないで、「自分作り」をしているうちに、気が付いたら友達がいた・・・というものではないでしょうか。

とはいえ、集団づくりが難しい時代です。ライフスキルやピア・サポート活動や毎日の関わりを通して、私も後方支援に努めます。NEC_0165

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