西宮ライフスキル研究会

2011 1月

滝川第二高等学校サッカー部、全国制覇おめでとう!!

投稿者:かっしー

 今日は、2時から放送された全国高校サッカー選手権に釘付けでした。

私はプロ野球は大好きなのですが、サッカーに関しては全くの素人で、ワールドカップなどもテレビ観戦したことはありません。しかし、今日は息子の母校、滝川第二高校が創部以来初の決勝進出ということで興奮しながら観戦しました。

息子は滝川第二高校ゴルフ部に籍をおいていましたが、在学中サッカー部は二度ほど全国大会に出場し、もし準決勝に進めば全校生徒バスで国立競技場に応援に行く予定でした。しかし、残念ながら息子は国立競技場へ応援に行く事はありませんでした。そして、今日、全校生徒が応援に駆けつける中、素晴らしいゲームの末、悲願の優勝カップを手に入れたのです。感動しました。

滝川第二高校サッカー部の選手の皆さん。本当におめでとうございます!!

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教え子との再会は『ライフスキルプログラム研究』の原点を思いださせてくれました

投稿者:かっしー

 今日は骨折した足の定期健診とリハビリに行きました。9月に骨折してから約3ヶ月、ようやく装具を外す許可を頂きました。しかし、全面的に外すのではなく、仕事中のみ用心のため着用するようにという条件付きですが。

前回の診察からリハビリを始めました。リハビリ室を覗くと、おばあちゃんやおじいちゃんたちが嬉しそうに受けておられるので、さぞかし気持ちが良いのかなと期待して、初めてのリハビリを受けました。ところが、なんと私のリハビリは涙と冷や汗がこぼれ落ちるほどものすごく痛かったのです。「こんな痛いリハビリなんてもう嫌だぁ~」と思ったのですが、診察とセットになっているため今日も受けなければなりませんでした。

「加島さ~ん」と呼ばれ覚悟を決めてリハビリ室に入ると、前回の先生ではなく別の若い男性の先生でした。そして、私の顔を見るなり「あの~。保健の加島先生ですよね。ぼくのこと覚えてませんか?Sです」と声をかけてくれたのです。

顔を見て思い出しました。8年前に卒業した教え子でした。りっぱに成長していました。今、理学療法士になるための実習をしているとのことでした。「いや~。先生のリハビリを担当するなんて緊張しますよ」とはにかむような笑顔を見せてくれました。ゆっくり優しくリハビリをしてくれたのと、私の心も再会の喜びに満ち溢れていたので今回は全く痛みは感じませんでした。そして、8年前にタイムスリップしていきました。

「あの頃、僕、一番しんどかったですよ。加島先生はよく僕のクラスに来て話しをしてくれましたよね」というS君に「そうね。覚えてくれてるんだね。あの時のこと。私もすごく覚えてるよ。つらい思いをした子たち。今、どうしてるのかな?」と尋ねると、みんなそれぞれの場所で元気に頑張っていると教えてくれました。

S君のクラスは学級崩壊状態で一人の男子に対する陰湿ないじめが発覚し、私が教室に出向き命の授業を行った学年でした。誰の授業も成り立ちません。そんな中で教室に出向くには大変な勇気が必要でした。教室に入るとすぐさま「保健の先生が何しに来たん?保健室帰れや」と罵声が飛んできました。それでも命の授業を行いました。女の子たちは涙を流しながら真剣な眼差しで授業を聴こうとしてくれました。しかし、一番聴いてほしかったいじめグループの中心的存在だった男子は窓際にすわり、カーテンをぐるぐる顔に巻きつけ私の話を一切聴こうとしませんでした。その姿を見て私は痛感しました。「問題が起きてからでは遅いんだ。コンクリートのように固まってしまった子どもの心に、いくら水を注ごうとしても、ただ表面を流れ落ちてしまうだけ。水を注ぐのなら子どもたちの心がしなやかなうちでなければならない」と。

結局、いじめられた男子は不登校になり、そのまま山村留学という形で転校していきました。何の解決もできなかった私はただただ無力感とそこまで子どもたちの心を追い詰めた担任への腹立たしさで一杯になりました。

この出来事がきっかけとなり、サイコエデュケーションを実践するため、ライフスキルをプログラム化して授業に取り入れたいと考えるようになったのです。これが私のライフスキルの原点です。この時の思いはいつまでも忘れることはありません。

今月10日。この学年の子どもたちは成人式を迎えます。

S君成人おめでとう。素敵な理学療法士になってください。

そして、いじめにあい転校して行ったT君。元気にしていますか?君が今幸せに生きていることを私は心から願います。君のような辛い思いをする子どもたちを作らないよう私は頑張って行きたいと思っています。

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年女・・・因幡の白兎ゆかりの出雲大社に初詣の巻

投稿者:かっしー

 旅友のちーちゃんと1月4日から今年最初の旅にでかけました。

彼女とクリスマスイブにディナーをしながら「来年は年女だねぇ~うさぎだね~。初詣もうさぎにちなんだ場所がいいねぇ~。と、なると・・・因幡の白兎だよね。島根に行こう!!」と話がまとまり、急遽出雲大社へ初詣することになりました。そして、色々計画を練っているうちに、せっかく島根まで行くのなら玉造温泉に一泊して、今話題の“水木しげるロード”まで足を伸ばしたいねということになり、出雲大社・松江・境港を巡る一泊二日の旅をすることに決まりました。

 ところが、年末から年始にかけて山陰は何十年振りかの大雪に見舞われ、停電や交通機関のマヒなど豪雪被害を伝えるニュースばかり耳に入るような状況になりました。三が日を過ぎ、寒波も少し落ち着いて来たようでしたが、果たして計画通り旅行することができるのだろうかと不安な出発になりました。

 しかし、なんと出雲に到着してびっくり!!雪など全くなく、空も青空。拍子抜けしてしまいました。また、豪雪を避けてか参拝客も少なくゆっくり参拝をすることができました。simenawaこの写真は参拝客がしめ縄にお賽銭を投げているところです。うまくしめ縄にさされば縁が結ばれるのでしょうか、みんな必死に投げていました。その後、“日本ぜんざい学会壱号店”にて“縁結びぜんざい”を食べました。ぜんざいはここ出雲が発祥地なんだそうです。出雲は10月のことを「神在月(かみありつき)」と呼んで、全国から神が集まる月と考えたそうです(だから、他の地域は「神無月」と呼びます)。この出雲地方の神在(じんざい)餅がルーツとなり「ぜんざい」が全国に広まったということです。紅白の餅がかわいくておいしく頂きました。

zennzai お参りを済ませて宿泊場所である玉造温泉へ向かいました。ホテルに荷物を預け、すぐに温泉街を散策。玉湯川のあちらこちらから湯けむりが立ち上り、各所に足湯がありました。そして、雲國風土記にも記述がある歴史の深い神社“玉造湯神社”へ行きました。そこには「玉」の守り神として不思議なパワーを秘めているという「願い石」が祭ってあります。まずは社務所で天然石のお守り「叶い石」を600円で購入し(私が手にしたのはピンク色のローズクオーツでした)「願い石」に「叶い石」をあててパワーを吹き込み、願いことを3回唱えるのです。この時、私は自分の一番の願いが何なのかを再確認することができました。今年は諦めようと心の奥に押し込めようていた、ある「願い」を私は3回唱えていました。negaiisiきっと叶います。

 宿ではゆっくりと温泉につかりました。玉造温泉は「神湯」と称され「美肌効果」があるそうです。一度入ると「美しさが輝き」二度入ると「万病が治癒する」そうです。私はそのお湯に三度入りました。健康と美しさを手に入れることができたでしょうか?

 温泉宿でゆっくり旅の疲れを癒し、二日目は松江・境港観光に出かけました。松江に入ると途端に積雪が深く歩道は雪で覆われたままでした。水の都・松江といえば松江城のお堀を船に乗り、めぐる「堀川めぐり」が有名ですが、お堀を見るとぶ厚い氷で覆われ、あちこちに雪の重みで無残に折れた松の木が水路に頭をもたげていました。発着場に行き「乗れますか?」と尋ねると、この大寒波で昨日まで船を出す事ができなくて、今日からようやく半分のコースをまわることができるようになったとのことでした。それでも、せっかく来たのだからと半分でも堀川めぐりを楽しむことにしました。nuneこたつ付きの温かな船にのり、バリバリとお堀の氷を割りながらゆっくり進みました。こんなことはめったにないそうで、貴重な体験をさせてもらいました。

堀川めぐりと武家屋敷散策の後は、島根県立美術館の庭にある“宍道湖うさぎ”のブロンズ像とご対面の予定でしたが、この大雪できっとうさぎさんも雪の中に埋もれて見えないだろうということで対面は諦め、そのかわりにちーちゃんが年女のお守りにと、ローズクォーツのうさぎストラップをプレゼントしてくれました。

午後からは松江~境港までの直行バスに乗り“水木しげるロード”の散策に向かいました。この直行バスも大雪の影響で昨日まで運休していて、私たちが乗った便から運行を再開したそうです。乗客は私たち二人だけ、つまり大型バスを貸切ってしまったわけです。二人で二千円の貸切料金でした。nezumiotoko

 “水木しげるロード”は昨年のNHK連続ドラマ「ゲゲゲの女房」で観光客が急増し、昨年は過去最高の370万人が訪れたそうです。水木しげる記念館へ向かう道の両脇には総勢139体もの妖怪のブロンズ像が並んでいます。幸いこの日は訪問客も少なく、一つ一つとゆっくり記念撮影することができました。私のお気に入りはこのねずみ男のブロンズ像です。

子どもの頃「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画が怖くて、あのテーマソングが流れ始めるとチャンネルを変えたものでした。しかし、一つ一つブロンズ像になった妖怪たちを眺めているととってもかわいく感じました。今度鬼太郎の漫画が再放送されたら見てみたいなと思います。

水木しげるロードは記念館の鑑賞を含め2時間くらいあれば充分まわることができます。ただ電車の本数が少ないので事前の計画はしっかり立てておく必要はあります。皆さんも一度訪れられてはいかがでしょう。おとなでも楽しめますよ。オススメな観光スポットです。

帰りの境港駅から米子駅までは全身ねずみ男にラッピングされた列車に乗りました。P1000630各駅停車の列車でしたが、すべての駅名に妖怪の名前(ぬりかべ駅・ねずみ男駅など)が付いていて次の駅は何駅かな?と期待しながら乗る楽しみもありました。

今回の旅は一度も傘をさす場面はなく、天候にも恵まれ、さまざまなことで“ついてる・ついてる縁結び”の旅になりました。この長い文章を見てもどれだけ楽しかったかわかって頂けると思います。

今年も女二人旅で日本の各地を巡りたいと思います。

ちーちゃん。次はどこに行く?

 

 

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いよいよ明日。放送されます。ドキドキ・わくわくです。

投稿者:かっしー

  完璧な寝正月も今日で終わり。明日から活動開始です。

私のこの三日間に見た夢(初夢含む)は何だったと思います?絶対に見たくない夢・・・仕事に追われる夢でした。それも、大怪我をした子どもの手当てに走り回る夢。三日間ともですよ。信じられません。フロイトならどう夢分析するでしょうね。何とも目覚めの悪い三が日でした。

 さて、いよいよ明日10時20分からKiss FM KOBE『hearful feeling~ひょうご・こころのネットワーク』で私のインタビューが流れます。楽しみですがドキドキです。

昨年、私が人権ジャーナルKIZUNAに寄稿した文章を、同じ番組でサウンドクルーの浜平さんが素敵に朗読をしてくれました。ちょうど、保健室で相棒のたこちゃんと保健室登校のはなぷーと聴きました。最初、ラジオの電波がなかなか入らなくて雑音ばかり、時間は迫りもう無理かなと諦めた瞬間雑音は消え浜平さんの声が綺麗に入ったのです。感動でした。浜平さんの優しい声に読み上げられた文章は、私が書いたものとは思えないくらい素敵でした。最後にドリカム の“thank you”が流れた時、私の文章の内容とあまりにマッチし過ぎていて思わず涙が零れ落ちました。

今回は自宅でゆっくり・・・ともいかず、実は明日から豪雪の山陰へ旅に出かけるのでラジオを聴く事ができません。聴かれた方は感想を教えてくださいね。

縁結びの神様・出雲大社で今年の“素敵な縁”をお祈りしてこようと思います。

では。帰ってきましたら旅日記書きますね。

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かっしー、ありがとう!

投稿者:おっちー

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かっしー、ありがとう。自分の体に声掛けしながらやっていきます。

昨日は、ずっと気になっていた障子貼りをしました。

近頃はアイロンで接着でき、すごく簡単になりました。一昔前は、はけで水のり塗って・・・「技術の進歩はすばらしいなぁ。開発してくれた障子会社の人、ありがとう!文化の継承の恩恵を受けているなぁ」。陽当たりのいい和室は35度もあってぽっかぽか、ラジオで箱根大学駅伝を聞きながら、無事貼り終えることができました。NEC_0467

手術から5日めにして、こんなことができるのもありがたいことです。『胸腔鏡手術』

虎ノ門病院の河野匡先生が米国で学ばれ、1990年に日本に紹介されたそうです。患者の負担が少なく、回復も早い・・・いったいどれだけの人がその恩恵に服したことでしょう。感謝です。

障子貼りも手術も、文化技術の開発や伝え合いで、こんなに助かっているんですから、人の力ははかりしれないです。

かっしーの目標は、『今を生きる』でしたね。今朝、私の今年のキーワードが決まりました。

『挑戦→成長』   今年は、これで行きます。

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赤坂真二著『教室に安心感をつくる』(ほんの森出版)を読みました。『アドラー心理学 勇気づけの教室づくり』の続編です。

学級づくりは、人間関係づくり。安心できる教室にするために、日常の当たり前なことや先生達が持つ「お宝」(いろいろな教育の技です)を心をこめてしようという内容でした。

大賛成!でも、私はできていたかな、3学期はがんばるぞ、という気になりました。

失敗学というのがあります。失敗は失敗ではありません。何かをしたら、「成功」か「失敗」かという結果があるのではなく、「成功」か「意味ある経験」かがあるのです。そのことを、赤坂先生は、

人の成長にとって、挑戦することは不可欠なことです。私たちがいろいろなことができるようになったのは、挑戦し続けたからだと言っていいでしょう。・・・・・・つまり、挑戦し続けることによって子どもは成長し、その挑戦のエネルギーになっているのが安心感だと見ることができます。

「人生七転び八起き」、人生は挑戦の連続です。まず塊より始めよ~!!

今年もがんばります。(あはは~、やっぱりこれが私。ルビコン川を渡りたいのです)

かっしーのブログで勇気づけられました。ありがとうね。

 

 

 

 

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