西宮ライフスキル研究会

2011 8月

30年振りの同窓会と懐かしい抹茶しぐれの味

投稿者:かっしー

    今日は高校の30年振りの同窓会に出席しました。
30年経つと人は色々(すっごく変わる人・全然変わらない人)ですね。
そういう私はというと、すっごく変わった人のようです(もちろん良い方に!!)。
まず、私の顔を見て皆が口を揃えて言ったのは「えっ?丸山さん(旧姓)全然わかんなかった。変わったね〜」でした。
そりゃそうでしょ。だって生き方があの頃と全く違うもの。顔だってそれなりに変わります。
     私の母校は田舎でNO.1の進学校。成績第一主義。そんな中で落ちこぼれの私は自尊感情などまるで無くて、教師から「死んだ魚のような目をしとる」と言われたこともあるくらい、毎日毎日くら〜い顔をしてました。あの頃の私は本当に心が死んでいました。
あれから30年。私は変わりました。今は自分に自信を持ち輝きながら生きています。生き方が変われば顔も変わります。
今日は「若いね」「体型変わらないね」とお誉めの言葉をかけて頂いて嬉しかったです。
近くに居た人たちと話をしていて気づいたのは、多くの人が高校時代の思い出があまりないこと、450人の生徒が居た中で、友人として記憶に残るのはほんの数人しかいないこと、勉強ばかり必死になって横の繫がりが薄かったというとでした。寂しい高校時代を過ごしたのは私だけでは無かったんだと知りました。

     ドキドキワクワクな30年振りの同窓会。楽しいひと時でした。
幹事の皆様。今日までの準備や当日の運営など本当に大変だったと思います。色々ありがとうございました。
私のブログを読んでるよと言ってくれた岩本くん。幹事として吹き出す汗を拭いながら走り回る姿を見て、きっと職場でもあんな風に生徒たちを引っ張っておられるのだろうと想像できました。ボランティア部の顧問としてこれからもご活躍下さい。楽しく盛り上げてくれてありがとうございました。これからもお互い教育現場で頑張りましょうね。
    同窓会が終わり、二次会には行かず、高校から駅まで通った道を30年振りに一人でゆっくり歩きました。学校帰りに良く立ち寄った「カキ氷屋さん」の前を通ると思わず懐かしくて足が止まりました。
ディスプレイをのぞくとメニューも昔のままです。CA380495

自然に足が店内に向かいました。注文したのは「抹茶しぐれ」。抹茶シロップの上にアイスクリーム・白玉・バナナ・ミカン・あずきが乗ってて甘さと量がちょうど良いのです。ずっと甘いものを控えていたのに、ペロリと平らげてしまいました。
実家に戻り、一緒に帰って来ていた息子にカキ氷の写真を見せながら話すと「ほんと、美味しそうだね。僕も行きたかったな」と。
CA380494いつか息子と一緒に母校を訪ね、帰りにあのカキ氷屋さんに立ち寄りれたらいいなと思いました。
明日、父のお墓参りを終えて西宮に帰ります。

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丹波市の養護教諭の皆さんの優しさに包まれたワークショップ

投稿者:かっしー

 今日は丹波市立小・中学校養護教諭研究会のお招きで山南町へ行って参りました。

丹波市と言えば恐竜の化石が発掘された場所。その丹波竜の名前はちーたん。研修の行われたやまなみホールには丹波竜化石工房などがあり、そこのカフェには「恐竜うどん」というメニューまでありました。私以外のメンバーは早速その恐竜うどんを注文、麺に薬草が練りこんであるということで色は薄緑がかって見た目は蕎麦のよう。あっさりとした味で大変おいしかったようでした。そして、よっしんたちはかわいいちーたんの刺繍入りのタオルを購入し、ルンルン気分で研修会場に向かいました。

 今日のワークショップは保健の先生ばかりの集まりということで、温かな柔らかい空気の中で行われました。

いつも通り、よっしんのアイスブレーキングからスタート。あっちゃんの感情パズルとプッカの冒険。おっちーのハートビーイングとライフスキルのレクチュアー。そして最後は私のDreams come trueと自尊感情のレクチュアー。といつもの役割分担で流れるようなリズムのワークができました。私は同じ養護教諭の皆さんが相手ということで、伝えたいことがいっぱいあり、あれもこれもとお話してしまったので、いつもきちんと持ち時間を守る私がかなり時間をオーバーしてしまいました。それでもまだ話し足らなかったくらいです。とても暖かい眼差しでこちらの話を受け入れてくださったので、私も話し出したら止まらなくなってしまったのだと思います。2時間半はあまりにも短かったです。また是非もう一度ワークショップを開催して頂けたらと願います。CA380491

素敵な心温まるメッセージをシェアリングカードに書いて頂いたので一部ですが紹介させて頂きます。

○「念ずれば願いはかなう」ということを今日の話であらためて思いました。子どもたちにも前向きで自分の夢を持って生きるということを伝えてあげたいと思います。

○子どもたちにも肯定的な言葉で伝えないといけないと反省しました。

○とても楽しいプログラムを体験させて頂き、あっという間に時間が過ぎました。自尊感情の低い子どもたちを目の前にしていますので、是非実践したいと思います。我が子への接し方も今日から変わって行くような気がします。

○少し苦手なワークショップだったのですが今日はとても楽しく過ごさせて頂きました。全てのお話がわかりやすく、ストンと自分の中に落ちたような気がします。

○生活指導部に入っていますが、生活目標が否定文であることが多いのでこれからは肯定文で作ろうと思います。

○今、一番関心があり、二学期から取り組みたいと思っていたので研修できて良かったです。「ハートビーイング」はさっそくやってみようと思います。暖かい友達関係はやはり学校でつくってやりたいなと思っています。

などなど、たくさんのメッセージ。ありがとうございました。

子どもたちの自尊感情を育む取り組みをどうぞ保健室から発信してください。

丹波市の養護教諭の皆様。今日の素敵な出会いに感謝いたします。

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大阪市はピア・サポートでがっちり!

投稿者:おっちー

大阪市教育センターで、ピア・サポート指導者育成講座がありました。2日目です。

猛暑の1日、小・中・高校の教諭130名余りが、ワークショップを中心に講義や実践を聞きました。節電の中、熱気あふれる研修でした。

仲間が仲間を支える活動、ピア・サポートで思いやりあふれる学校にしようと、本気の研修が行われました。

「危機対応とスーパービジョン」から始まり、実際の活動を各自がプランニングし、それを分かち合う、ピア・カフェというグループディスカッションで盛り上がりました。最後には、ウクレレを抱えたピア・ハッピーチーム先導による大合唱『大きなピアだよ(大きな歌だよの替え歌)』を歌いました。大阪は、先生達のノリも半端ではありません。

私達の4人グループは、「ピア・カフェ・ざ・あいさつ」でまとまりました。児童会ではないけど、1年生の明るさや元気良さであいさつ運動をしていこう、4年生だけど自主的に朝校門に立って、あいさつ運動をしてしてみよう・・・そして、あいさつは自分から先に・・・なかなか言えない「ごめんなさい」に標語「わるくなくても、ごめんなさい」。実際、ぶつかったとか悪気はなくボールが当たってしまったとか、何気ないひとことで相手を傷つけてしまったとかの際、子どもたちが納得するまでいくつものステップを踏んで仲裁する・・・どの先生もすごく時間をさいているのです。

いよいよ、児童生徒のピア・サポーターを養成する講座が始まります。咲くやこの花中学校(西九条)。私も勤務校から4名同行します。どきどきわくわくです!

今回の養成講座で、勉強になったのは、サポートレスキューの違いについての学びでした。

サポートは、「理解を助ける」ためにフィードバックを大切にして、「自立を促しパワーを生む」ものです。レスキューは、「当事者に代わり問題を解決する」ために適切なアドバイスをするので、「依存を助長しパワーを奪う」もの。

サポートは「聞き取る」活動、レスキューは「行動を起こす」活動です。場合場合によって、使い分けることが大事です・・・が、手厚い教育が、レスキューになっていないか、私自身の子育てはどうだったか、考えてしまいました。

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美しかった!京都府福知山市!

投稿者:おっちー

『人権ファシリテーター養成セミナー』の講師として、福知山市臣民人権環境部さんから呼んでいただきました!

ライフスキルの研修は、多数行ってきました。が、今回は、初めての1日研修、10時から16時まで!!4人そろって、わくわく伺いました。西宮から福知山まで、かっしーの運転で1時間半。途中の田畑や湖、山並み、日本らしい景色を堪能できました。(かっしー、ごめん。助手席で、くつろいでて)

ライフスキルの本から8ワーク、その他にもアイスブレーキングや理論、特別のワークを盛り込みました。体験的な活動でしたから、眠りを誘わない研修だったことと、思います。

福知山市の小中校の先生方、37名の参加。ポジティブで受容的な雰囲気の中で、私達も充実してできました。ありがとうございました!

最後のシェアリングカードには、「学校で実践します」「自尊感情の大切さが、体験を通してわかった」「自分のことを深く考えられました」「ワークショップがさらに好きになりました」など、嬉しいご感想をいただきました。これを糧に、またがんばれそうです。ありがとうございました!

さらに、研究会のメンバーにも大感謝です。一人では、とてもとてもできないことでした。チームワークのありがたさを、強く感じました。よっしん、あっちゃん、かっしー、いつもありがとうございます!

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東京紀行

投稿者:おっちー

NEC_0207私達研究会は、パナソニック教育財団から助成を受けました。その成果報告会のため、いざ東京へ。

常任理事の赤堀白鴎大学教授から「21世紀型学力」についてお話を聞きました。2010年代は、デジタル教科書で個別の課題に対応する授業が望まれるとのこと。一斉授業の中で、個別指導を可能にする実践!全国から集まった助成校の実践に刺激をうけました。

また、元文科省長官の遠山厚子氏(財団理事長)からは、教育の情報化ビジョンについて話されました。ICTが、普通のことになって、①それぞれの達成度に応じてわかる授業を展開すること②創意工夫すること③継続してよりよいものにしていくこと・・・なるほど~。

文科省の新井孝雄氏は、子どもたちの多様性を認めて、それぞれの強みを生かして、子どもたちも大人も協同することについて語られました。お~、これは大阪市の国際理解多文化共生チームのめざしていること!共感しました。

そして、成果報告会では、「チームワーク」や「協同」、「子どもたちが話し合う授業(インタラクティブ)」という言葉が、心に残りました。

報告会の後の懇親会は、アルコールなし。自粛、自粛。

実家の埼玉に戻ると、もう本当に「疲れた~」でした。

そして、翌日は地震があり、ゲリラ豪雨あり!関東地方のニュースは、各地の放射線値や使用電力量を報道していて、関西との違いを感じました。

さらに、中学校の同窓会(不惑の集い)。埼玉県上尾市立原市中学校!(芸人のハライチは、原市中の卒業生です)

懐かしかったです!小学校時代や保育園時代の友だちも来ていて、「遊んだよね~」「交換日記していたよね~」と、再会が嬉しく楽しかったです。不惑の50代、本当に何十年ぶりの再会でした。先生方5人もお元気でいらしていて!!

不思議ですね。この人誰?と思って見ていて、笑うと、その笑顔で「あぁ~」って思い出すんです。

関東から離れてはや20年、参加が不安だったのですが、3年生のときの仲間、せっちゃんとナチコが誘ってくれたおかげがあって、参加しました。よかった~!!充実感でいっぱいです。ありがとうございました、ってみんなに言いたかったです。

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