西宮ライフスキル研究会

2011 9月

大河ドラマ「江」の故郷をめぐる旅にでました

投稿者:かっしー

 24日の土曜日は無事体育会が終了し、今日はその代休日でした。
グルーポンで大津プリンスホテルの宿泊ペアチケットを半額で手に入れたのでまたまた近江の城めぐりに出かけることにしました。今年の春には安土城や彦根城などを巡りましたが、今回巡ったのは浅井三姉妹にゆかりの深い「坂本城・大津城・膳所城・瀬田城・小谷城・長浜城・そして再び彦根城」です。
小谷城近辺では大河ドラマ「江」にちなんだ博覧会が行われていて、小谷城のふもとの「江・ふるさと館」からは小谷城の番屋までシャトルバスが出ていました。そのシャトルバスに乗り小谷城跡に到着。語り部さんのガイドつきで城跡を散策しました。

この写真は何十年も昔、女優の若尾文子さんが映画の撮影のためこの場所を訪れた際、休憩のためにお座りになった石だそうです。わたしも若尾文子さん風に座って一枚記念写真を撮りました。CA380515いかがでしょう?

語り部さん曰く、最近は「歴女(れきじょ)」と呼ばれる歴史好きの若い女性が数多くこの小谷城を訪れるそうです。私も若くはないけれどそんな歴女の一人です。すっかりハマッています。

そして、大河ドラマで、お市の方と三姉妹が、懐かしく近江平野を見渡すというシーンが撮影された場所に立ち、テレビ画面に映し出されたのと同じ風景を見ることができました。それがこの写真です。

CA380512

近江平野を180度以上ぐるりと見渡すことができました。

この場所は秋になると紅葉が一段と美しく人々の目を魅了するそうです。博覧会は今年の12月14日まで開催されています。シャトルバスも語り部さんもこの期間中だけだ思うので、すごく得した気分でした。

 

今回の二日間の旅で美味しいものをたくさん食べました。特に気に入ったのが大津名物「三井寺力餅」です。口の中でとろけるようにやわらかい餅の上にたっぷりかかった蜜と青大豆のきなこ。本当に絶品です。お土産に10本入りを一箱買いましたが子どもたちが「めっちゃおいしいやん」とあっという間に平らげてしまいました。ああ。もう一箱買えば良かったぁ。私は大津の本店で頂きましたが、草津インターチェンジにでも実演販売されているとのこと。また、機会があれば食したいオススメの一品です。

楽しくて、ちょっぴり食べ過ぎて体重が気になる二日間の近江城めぐりの旅でした。

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地球は自分中心に回っていない → でも、何とかなる!

投稿者:おっちー

亡き母が、「地球は自分中心に回っていないんだから」と、何かの際に言っていました。思うようには行かないのが道理だと。「がまん」・・・と・・・「工夫をすること」を教えられました。さすが、東北人!さすが、戦中派!!

そして、学校の原田先生から先日の「いい旅写真紙芝居」の学習会で、外国旅行から「何とかなる」というテーマでお話を伺いました。さすが、旅名人!さすが、エコロハス!!

台風15号接近の朝、埼玉に向かいました。大阪市は、暴風波浪警報がでて、休校。心おきなく、父の入院に付き添えました。が、父は歩くこともできなく、救急車のお世話になりました。救急隊員の方々の対応は、適切で素早く、とても感謝しました。

翌日の勤務のため、帰ろうと東京駅に向かうと、新幹線が止まっていました。周りの大勢の人と同じく新幹線改札前で座ること2時間半。人は増えるばかり。帰宅困難者になりました。

地下鉄は動いているというので、人でごった返す丸の内線で御茶ノ水へ。父の入院している病院にもどり、看護士さんに「泊めてください」と、お願しました。「基本的には、駄目です。が、今日入院で病状が安定していないという理由で、聞いてみます」と、言われました。すぐにOKが出て、父の病室にベッドを入れてもらいました。

翌朝、こわれたおちょぼ傘がたくさん道に落ちていました。そして、東京へ。ビジネスマンを中心にたくさんの人が、新幹線を待っていました。満員電車並みで、新大阪に到着。

学校では、いつもの可愛い面々が自習をしていました。「え~っ!!!」という声。ウエルカム??残念??あれ~、休んだ方がよかった?!次の時間は、しっかり漢字テストをし、新しい単元に入りました!!

そして、夜。上海の兄から電話。「東京だよ」→翌朝、またまた東京へとんぼ返りでした。でも、父と兄と私、久しぶりに三人が揃って、病院ではありましたが、いい時間を過ごせました。

思い通りにいかないこと続きの3日間でした。でも、意外と疲れていません。その場その場で、どんな決断をするのかを問われ、即決し、何とかくぐり抜けました。

まだまだ。これが人生かも~。日本の多くの婦人は、「人には寿命があり、死は苦悩からの解放」と思っているそうです。人生は苦悩と考えるのではなく、「人生は冒険。わくわくしながらの体験学習」と思いたいです。・・・今は健康だから、そうのんきな考えでいられるのかな。

先日、歯の痛みで唸っていた3日間は、「心の悩みなんて贅沢、今後は痛みがなければALL OKと考えることに決定。痛いの痛いの飛んでけ~っ」って心底思いましたから。顔に熱を持ち、1、5倍に腫れたときのことでした。

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『子どもの心は肌にある』山口創氏と感動の初対面!!

投稿者:かっしー

おっちー。充実した三連休を過ごすことができてよかったね。『書道セラピスト』って素敵ね。堀向さんのような素敵な筆使いができるようになったのかな?また、披露してくださいね。

さて、私はこの三連休、大いに遊び・大いに美食し・大いに悩みました。

昨日は大阪で開催された「日本小児心身医学会」にタッチカウンセラーの仲間たちと参加しました。そこで、私が子育てセミナーを行う時のテキストにしている『子どもの心は肌にある』の著者・山口創先生と感動の初対面を果たしたのです。CA380509

山口先生の講演を一時間拝聴した後、何とか少しでもお話がしたくて、ドキドキしながら「ご迷惑でなければお昼をご一緒させて頂きたいのですが」とお誘いすると「いいですよ」と笑顔で応えてくださり、タッチカウンセリング協会の理事長と仲間の計4人でお食事をしました。山口先生は私たちのタッチカウンセリングへの思いを真摯に受け止めてくださり、日本タッチカウンセリング協会の顧問に就任して下さることになりました。これから山口先生に直接ご指導いただけるなんて本当に夢のようです。私って本当についてる・ついてる!!この素晴らしい出会いに感謝です。

そして、今日は昨日の心躍る一日とは打って変わって思い切り悩む一日となりました。夏休み中に依頼を受けた「月刊兵庫教育」の原稿締め切りがあと一週間に迫り、今日こそ書き終えるぞ!!と朝から頭を悩ませていたのです。

今まで、多くの原稿を書いてきましたが、この「月刊兵庫教育」は別格です。兵庫県教育委員会が発行し、兵庫県下の全ての公立学校の管理職が購読している月刊誌です。いつか必ず原稿依頼がくる!!そうイメージしていたらほんとうに実現したのです。

光栄なお話と喜んでお引き受けしたものの「自己実現と共生をめざす人権教育の充実を図る取り組み」というテーマを与えられ、頭を悩ますばかりでなかなか筆が進まず、締め切り一週間前となってしまったのです。

「自己実現」のためには健全な自尊感情の育成はかかせません。「ライフスキル教育」の実践を書くか「タッチカウンセリング」の子育て支援を書くか・・・迷いました。

最初は「ライフスキル教育」で書き始めていました。しかし、昨日の山口先生との出会いや、私の個性が光る教育実践ということで書くならやはり子育て支援しかない!!そう思い直し、結局「タッチカウンセリング」を用いた保護者支援について書きました。

悩んで悩んで書き終えた原稿。どうぞ、一発OK!!がいただけますように。

祈るような気持ちで、先ほど担当者の方へメール添付で提出しました。OKがでれば11月号に掲載されます。たくさんの教育関係者の方々に子どもの健全な自尊感情の育みには親を支援することが大切なのだと知って頂きたいと願っています。

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今日から書道セラピスト!

投稿者:おっちー

暑い9月の三連休は、身体休めになりました。

1日目は、午前は歯医者さん。午後は、原田誉一先生の学習会「いい旅写真紙芝居」。私は、スイス旅行についてお話ししました。1600枚から厳選した60枚ほどの写真を選びました。美しい景色は、心をも美しい気分にしてくれます。

マッタ―ホルンの山への足がかり、ツェルマットの街は、ガソリン車を入れない街で、電気自動車と馬車が活躍していた・・・とか、スイスの街にはけばけばしい看板がないことや、街にゴミが落ちていないこと、分別収集が徹底していること・・・などについても力説しました。原田先生は、環境学習の大家ですので♪懇親会には、大阪大学の先生もいらして、興味深い話で盛り上がりました!

2日目は、敬老の日に向けて、実家には手作りの松前漬や煮物など食品を送りました。夫の両親には、軽いウオーキングシューズのプレゼント。

3日目の今日は、堀向勇希さんの「書道セラピスト養成講座」で一日過ごしました。いろいろな書体で書いたり、色づけしたり、はがき・色紙に書くことなどをしました。字を書くって、すばらしいことです。「お名前ポエム」を書く手法も学びました。人の名前からメッセージを色紙に書くのです。印鑑作りも!

お昼の休み時間は、手相リーデイングを終了した受講者に、無料で手相を見て頂きました。「全ての人の心に灯をともす」手相リーディングですから、ポジティブなことを言ってくださり、私の心にも3つの灯がともりました。

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満月の夜に届いた合格通知

投稿者:かっしー

 今日は十五夜ですね。めずらしく家族でお月見団子を頂きながら月を眺めました。

そして今、薄雲から覗く満月の安らぐようなエネルギーを背中に受けながらこのブログを書いています。

この満月の夜に届いたのは息子の大学院博士課程合格の通知でした。

 3月11日、東北地方を襲った大地震の時、息子は大阪市内で就職試験の真っ最中でした。ビルの20階にある試験会場は大きく揺れ、そこから非常階段で地上に降りたそうです。

 春になり、息子はその会社から内定をもらいました。しかし、彼の口から出た言葉は「お母さん。僕、大学院に行きたい。今、問題になってるエネルギーについて学びたい。だから内定を断ろうと思う」でした。福島の原発事故が彼の生き方に強い影響を与えたのでした。

そして、見事名古屋大学大学院工学研究科エネルギー理工学専攻に合格し、核融合科学研究所の教育を受けることが決まりました。今、この時期に核について研究をするということに正直将来的な不安はあります。しかし、彼の決断を応援しようと思います。

 小学生の時、全く勉強ができなくて「もう、勉強なんかしたくない。あと何年勉強したらもうしなくて済むの?」と泣きながら私に尋ね「最低でも中学を卒業するまで。そこまでが義務教育だから」と答えると「中学を卒業したらもう勉強なんてしない」と宣言した息子でした。そんな彼が大学院へ進むのです。

その話を息子にすると「えっ?僕そんなこと言った?」と照れ笑いを浮かべていました。

自分の進むべき道を自ら選択し歩み出したことに母として心から頼もしく感じています。

子どもの内なる力を信じること。そして見守ること。そうすれば必ず子どもは自分に自信を持って夢へ向かって生きて行きます。息子を見てそう確信する母でした。

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