西宮ライフスキル研究会

2011 10月

心の天気

投稿者:よっしん

「講師 三宅麻希」と毎日文化センターの案内を毎日新聞で見たとき、大きな目をキラキラ輝かせた可愛い1年生の頃の笑顔を思い出しました。もう20年以上も前のことです。チャレンジ精神旺盛で、クラスのムードメーカーでもあった麻希ちゃん。今はどんな先生になっているのだろうかとワクワクしながら会場に向かいました。

そして「臨床心理学」の講義開始…。6回シリーズの初回は、心理学の歴史や様々な心理学の分野についての総論を実例をあげながら、わかりやすく話を進めました。自分の研究分野の専門的なことも時々織りまぜながら興味深く語り、1時間半はあっという間でした。

講義終了後、小学校のときの懐かしい話で盛り上がりました。中でも、「『心の天気』という日記を書いたことをよく覚えています」という話を聞いて、ドキッとしました。月毎のイメージの挿絵を描いたプリントに、子どもたちは毎日日記を書いていました。そして最後にその日の心の天気を天気記号で記入するのです。例えば、音楽会の練習を張り切った日には晴マーク、友だちとケンカした日には雨マークのマークを書き込みます。

学年末には、子どもたちは、大雨や雨マーク晴マークなど工夫して、自分の気持ちと素直に向き合って書くことが出来るようになりました。私が、もう30年以上も取り組んできたものです。これを学級通信に載せたことも度々ありました。毎年子どもたちと一緒に、発行目標号数を決めて、学級通信「おしゃべりえんぴつ」が200号突破したこともありました。

懐かしい話や嬉々として自分の研究を語る麻希ちゃんから、元気をいっぱいもらって、私もまた自分らしくこの道を進んでいこうと思いを新たにした1日でした。

麻希ちゃん、ありがとう!次回は、一緒に受講している親友の厚ちゃんや溝ちゃんと4人で、近くのyasai french N.Rでランチしましょう!!

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