西宮ライフスキル研究会

2011 11月

授業参観でプロ・コンディスカッションをしてみませんか?

投稿者:おっちー

先週の研究授業を見られた先生が、今週の授業参観でプロ・コンディスカッションをされました。

総合学習で、お題は「夏がいいか、冬がいいか」です。討論は、学級の児童を3つのグループに分けて、①冬派②夏派③観察者の3つの役割を順に体験します。

その先生は、プロ・コンの良さを「相手の立場になりきって、考えることができるようになること」だとおっしゃっています。

討論は、35分したそうです。4年生のどの子も意欲的に発言できたとのこと。そして、討論の先は、地球的規模の問題、温暖化。

何かを深く考えさせようとしたら、この方法は有効です。もともとは、心理療法です。トラブルがあったときに、3つの椅子を用意して、プロ・コンをすることも有効かと思います。

私は、社会で「都道府県クイズ大会」をしました。その次の時間は、「都道府県かるた大会」。そして、翌日に都道府県にかかわるテストを2枚しました。みんなよくできました。楽しく学習すると、身になりますね。

プロ・コンは、白熱教室になります。自己肯定感を高め、創造的思考スキルと批判的思考スキルが楽しみながら身につきます。

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信州・木曽路~満天の星空と流星・国宝城めぐりの旅~

投稿者:かっしー

19日土曜日。
午前中は音楽会でした。あいにく外はどしゃ降りの雨でしたが、子どもたちは日頃の練習成果をいかんなく発揮して素晴らしいハーモニーを奏でてくれました。
私は午後から会場の片付けを終えた後お休みをとり、豪雨の中、信州松本まで車を走らせました。
城めぐり同好会・秋の城めぐりの舞台は『信州・木曽路』です。代休日を利用した二泊三日の旅です。
今回のテーマは国宝と山城攻めということで、国宝四城のうちの二つ「松本城」と「犬山城」。山城の「苗木城」と三大山城の一つ「岩村城」を巡りました。どの城も大変見ごたえ、登りごたえのあるお城でした。CA380541
これで、国宝四城と三大山城を全て制覇しました。

今回の旅で一番感動したのが二日目に宿泊した『信州富貴畑高原 ホテル富貴の森』で見た満天の星空と流れ星、そして紅葉の山の初冠雪でした。

そのホテルに宿泊を決めたポイントが「森に囲まれた静かで満天の星がきれいに見える宿」ということで、とてもオシャレな雰囲気と静かな森に囲まれた高原のリゾートホテルで、温泉にゆっくりつかりながら秋の星を眺め心と体を癒したいという理由でした。その満天の星空を楽しみにしていたのですが、ホテルに着いた夜は雲があつく、全く星がみえず、ホテルのラウンジで星のDVDを見ながら「お天気ならこんな星空が見えるんだろうなぁ」とため息でした。
翌日の早朝4時半にふと目覚めた私は、なにげにベランダに出て夜空を見上げました。するとそこにはまるでプラネタリウムをみているかのような満天の星空が広がっていました。手を伸ばすと届きそうなくらい近くに広がっているのです。

星空の画像「わぁ。まるで宝石箱。この星を眺めながらお風呂に入りたい!!」
気持ち良さそうに寝ている友人をたたき起こして誰もいない露天風呂へ。湯船に横たわりながら満天の星空をウットリと眺めていると、何とスーッと流れ星が。一瞬のできごとで何も願い事ができませんでした。露天風呂で星空を眺める事1時間。しだいに夜が明け、朝日が差し、周囲を明るく照らすと、紅葉に染まる山々の後ろに高くそびえたつ遠くの山の頂上が白く染まっていたのです。初雪だそうです。

深緑に混じる紅葉の赤・黄・橙、そして雪の白。そのコントラストに目が奪われました。

満天の星空と紅葉・初冠雪の山並みを、露天風呂を貸切って眺めることができて、最高に贅沢な気分を味わうことができました。夜が明けてから数人の宿泊客が露天風呂に来られたので、先ほどの星の話をすると皆さん残念がっておられました。あの時間に目が醒めて窓の外を眺めた私は本当に「ついてる・ついてる」でした。日頃頑張っている私への神様からのご褒美だったのかも知れません。

今年の城めぐりは正月明けの松江城から始まり犬山城で終わりました。来年は年明け早々高知城へ行くことが決まっています。また、素敵な旅になるでしょう。

この二泊三日の旅でたくさんのお土産を手に入れました。信州の美味しいお料理を堪能して、体重が2キロ増加したのもその内の一つです(泣)明日からまたダイエットです。

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図工にセラピー

投稿者:おっちー

明日から図工展が始ります。

各学年、趣向を凝らしたすばらしい作品を出展しています。

4年生は、平面作品は「SOHRAN」です。ソーラン節を踊る姿をえがきました。立体作品は、「楽しいコリントゲーム」です。板にくぎ打ちをして、ビー玉を転がすゲームです。

ソーランの絵には、踊った時の強い気持ちを言葉にして、筆で書き入れました。書画セラピストとして2回目の活動です。「魂の入った字を書こう」というのが、私の口癖です。「大漁」「情熱」「努力」「ど根性」「熱血」・・・みんなすばらしい言葉をしっかりと書けました。

そして、今日は先日出前授業に来てくださった大和小田急建設さんに「感謝状」を書きました。私にとっては、初「感謝状」です。上手とかじゃなくて、心を込めて書かせていただきました。感謝の気持ちが伝わりますように。

筆で文字を書くのは、とてもいいものです。上手下手は、考えません。ただ伝わる字でありたいと思っています。

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環境学習にライフスキルを

投稿者:おっちー

今日は、環境学習の研究授業をしました。

淀川の改良工事をすることで、洪水がおさまりました。でも、護岸工事等のために、自然は破壊され絶滅の危機にひんしている生物もいて、人々の自然とのふれあいもなくなっているのです。持続可能な社会を考える授業でした。

討論の授業に挑戦しました。ライフスキルのプロ・コンディスカッションです。賛成・反対・傍観者の3つの立場があって、その立場を順番に体験するのです。3者の立場に立つことで、物事を公平に客観的にとらえることができます。心理療法の応用です。

この授業を見た先生は、来週の授業参観でプロコンをすると言ってくださいました。それだけでも、心は喜び躍り上がっています。今回は、「人を守る」立場と「自然を守る」立場に分かれましたが、「大人のほうがいいか、子どものほうがいいか」「山がいいか海がいいか」「パンがいいかご飯がいいか」など、楽しい討論で白熱授業になるのです。

この討論は、どちらがいいと決めるものではありません。相手の気持ちになる、自分の気持ちをはっきりさせる、双方の意見を公平に見られる・・・それが大事なのです。

子どもたちは、熱心に取り組み、自分にとっていいなと思えるような淀川を各自思い描くことができました。そして、人と環境・・どちらも大切であることを理解しました。

私の2学期は、父の介護をし、看取り、葬儀をした・・・そして、すぐの研究授業。かなりの重圧でした。でも、真剣さいっぱい笑顔いっぱいの授業になれて、天国の父母も笑ってくれていると思います。そんな夢を数日前に見ました。

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たくさんの『うなずき』とたくさんの『涙』とたくさんの『ありがとう』をありがとうございました。

投稿者:かっしー

 今日は午前中、加東市の幼稚園で講演をさせて頂きました。12月に本校の1年生の保護者向けに講演をしますが、外部からの講演依頼はこれで最後になります。今年もたくさんのワークショップと講演をさせて頂きました。毎回素敵な出会いに溢れていて、たくさんの「うなずき」とたくさんの「涙」、講演終了後のたくさんの「ありがとう」を頂きました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
 10月22日の小野市の小学校・29日の情報センターイシス神戸・11月6日の加古川市の小学校と雨続きで雨女の本領発揮でしたが、今日は最高に気持ちのよい晴天!!雨女の私より強力な晴れ女・晴れ男が会場に居てくださったのでしょう。園庭を走り回る園児の顔が太陽の光を浴びてキラキラ輝いていました。

 今日、伺ったのは加東市立福田幼稚園でした。規模の小さな園で、職員も園長先生のほか3人。参加者も30人ほどでしたが、とても暖かい雰囲気の会場を作ってくださっていました。そして、何よりも参加された保護者の方の話を聴く姿勢がとても素晴らしかったです。真っ直ぐに私を見つめ、話に大きくうなずき、涙を流してくださいました。終わった後、たくさんの方が声をかけてくださり、とても幸せな気持ちになりました。

私が話す事で人々に感動と勇気を与えることができたら、それが私の天職だと思います。

来年は1月14日、福知山市内の保育士さんの研修会での講演がスタートになります。300人収容のホールだそうです。また、来年も素敵な出会いがいっぱいです。

今年、私の講演会に足を運んでくださった皆様。本当にありがとうございました。

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