西宮ライフスキル研究会

2012 1月

かっしーの超お勧めホテルとランチのお店情報の巻

投稿者:かっしー

昨晩は友人と二人でUSJのオフィシャルホテル「HOTEL  UNIVERSAL PORT」に一泊。思い切りホテルステイを楽しみました。yunibasaru

USJで遊ぶのが目的ではなく、たびたび利用するお得なクーポン「ポンパレ」で「夕食ビュッフェ&朝食ビュッフェ付きデラックスルームペア宿泊チケット」が通常47000円のところ13000円、即ち一人6500円の格安で売りに出ていたので、これはお買い得!!と購入し今回利用することになったのです。お部屋はとても広くて、スィートルーム並みのソファーがあり、バス・トイレ・洗面全てセパレート。最高に素敵なホテルでした。また、夕食のビュッフェも料理の種類が多く、とても豪華で胃がはちきれそうなくらい食べまくりました。USJの近くで宿泊をお考えの方は是非ご利用ください。超オススメのホテルです。

今日は午前中、友人と大阪城を散策しその後友人とは別れ、午後からはライフスキル研究会のメンバーと合流。新しい本の出版のため、合同出版の編集の方との最終打ち合わせを大阪市内のレストランで行いました。oosakazyo

そのレストランはヒルトンホテルプラザの地下二階にある野菜フレンチのお店「NR(ノール)」といって、女性に大変人気のお店でいつも満席。今回はよっしんの知人にご紹介頂いて何とか予約が取れたのです。野菜中心のメニューは大変ヘルシーでお味も最高に美味しかったです。写真は前菜。メインは魚と肉からチョイスできて、私はスズキのポアレをえらびました。それにパスタとデザートがついて2600円。ここも超オススメのお店です。是非、大阪に来られた際にはお立ち寄りください。(土日祝日は事前の予約が必要です)

昨日・今日とご馳走ばかり食べ過ぎて気になるのは体重です。今日はできるだけ意識して歩きました。総歩数は30204歩。過去最高の歩数です。lunchi私の体重よ。どうかどうか最小限の増加にとどまりますように。

さてさて「ライフスキル」の新書。春には全国の書店に並びます。ワクワク、とてもとても楽しみです。

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「ついてる・ついてる」を合言葉に志望校合格!!

投稿者:かっしー

昨日のブログでは4つの嬉しい報告を書きました。そして、今日もまた大変嬉しい報告がありました。

朝、1年生と6年生の二人のお子さんを持つお母さんが保健室に来られ「加島先生のお陰で(6年の息子が)志望校に合格しました!!ありがとうございました!!」と満面の笑顔でご報告下さいました。

「私のお陰?」「そうです。先生の講演会のお陰です!!」と。

昨年の12月。1年生の学年PTAで「夢をかなえるイメージの力」の講演をさせて頂いた時「どんな時でも“ついてる・ついてる”と念じていると本当についてくる。もし、マイナスイメージを描いてしまった時は“キャンセル・キャンセル”でOK」というお話しをさせて頂きました。

そのお母さんはそのことをその日のうちに6年生の息子さんに話しました。すると、次のような不思議な出来事が次々と起きたのだそうです。

素直な彼はずっと志望校に合格するイメージを描きながら“ついてる・ついてる”を念じていました。そして、元旦に彼は突然志望校を変更すると宣言しました。お母さんは「今頃になって?!」と驚きと惑いの中で彼と何度も話し合い、彼の堅い決意を知ると「ついてる・ついてる、絶対大丈夫」と自分に言い聞かせ、彼の突然の志望校変更を認めることができたのです。

そして、変更した志望校から受験票が届いてビックリ‼なんと  その番号は彼の誕生時の体重と同じ数字だったのです。お母さんは彼が生まれてからずっとその4桁の数字をラッキーナンバーとして様々な場面で暗証番号として使っていたのです。その受験票の番号を見て思わず「ついてる・ついてる」と叫びました。そして、絶対合格!!と確信しました。息子はその日から受験の日までただひたすらその志望校の過去問に取り組みました。

そして、受験当日。息子は算数の試験問題を見てびっくり!!なぜなら、先日解いたばかりの2年前の過去問がそっくりそのまま、一部数字が変わっていたぐらいで出題されていたのです。息子は算数が大変苦手でした。しかし、今回は全て解けました。時間も10分も残すくらい完璧な出来でした。そして、息子は見事合格したのです。

「だから、加島先生のお陰なんです。あの時、講演会に参加して良かった。先生のお話を聴く事ができて本当に“ついてる・ついてる”です。このことを皆に広めようと思います」と、言って下さいました。

お母さんと私は泣きながら抱き合い喜びを分かち合いました。

このような素敵なシンクロニシティーをセレンディピティー(失敗と偶然を飛躍に結びつけ、本来探しているものとは、別の価値あるものを見つけ出す能力)と言います。

“ついてる・ついてる”はセレンディピティーを引き寄せる魔法の言葉(じゅもん)だと思います。

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嬉しい知らせ四連発!!胸ワクワク幸せな一日

投稿者:かっしー

今日は朝から嬉しい知らせが4つ連続して届きました。

まず一つ目。朝、学校へ行くと、二年前に保健室登校をしていたHちゃんが保健室の前で待っていて、私立中学を受験し見事合格したと報告してくれました。朝からとても胸躍る報告で、今日は素敵な一日になりそうな予感がしました。

二つ目。昨年から通っているサーキットトレーニングスタジオの新春お年玉くじで、焼肉ディナーペアチケット(限定一組)が当たりましたぁ~という連絡がスタジオから届きました!!今までに様々な懸賞に娘の名前で応募して、旅行券や商品券などが当たったことはありますが、私の名前で当たったのは初めてです。今年は春から縁起が良いわい。

三つ目。二年前Hちゃんと一緒に保健室登校をしていたU君も私立中学に合格したとお母さんから電話で報告を頂きました。U君は保健室登校の後、父親の仕事の関係で海外転出したのですが、中学からは日本に帰ってくるということで私立中学を受験したのです。電話の向こうでU君が「加島せんせ~元気ですかぁ~。中学。合格しましたぁ。電車で通いま~す」と弾む声で報告してくれました。電車の大好きなU君。よく、保健室で車内アナウンスの真似をして笑わせてくれたね。4月からの電車通学が楽しみだね。制服姿見せに来てね。待ってるよ。

四つ目。仕事を終え帰宅すると、娘から「この間徹夜で書いたレポートね。満点でした~」と報告がありました。成人式にも行かず、机にかじりついて、試験勉強の合間に必死で書いたレポート二つの評価が満点だったとのこと。がんばった甲斐があったね。母はね。満点という結果が嬉しいのではなく、あなたが一生懸命書いたレポートが認められ、それを喜んでいるあなたを見ることができて嬉しいよ。

娘も小学生の時不登校経験があります。その苦しみを乗り越え今があります。HちゃんもU君も娘も困難を乗り越え大きく成長してくれたこと、本当に嬉しく思います。

今日は、一人の人間として・教師として・母として嬉しい報告がいっぱいで胸ワクワクな一日でした。

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愛し方を知らない母と愛され方を知らない子と~サバイバーが支援者になる時~

投稿者:かっしー

1月14日土曜日。mini_120114_09300001福知山市市民会館のホールにて福知山市保育協会主催の人権講演会でお話させて頂きました。参加してくださったのは保育士さん他家庭支援員さん等約200人でした。

講演のテーマは「愛し方を知らない母と愛され方を知らない子と~虐待のサバイバーが支援者になる時~」です。大変重たいテーマでしたが、親が幼い我が子を虐待する事件が後を絶たない中で、虐待のサバイバーである私が経験を語ることが、虐待に苦しむ親の支援につながるならばとお話しさせて頂きました。

父の事。母の事。息子の事。語りながら私自身涙が溢れてこまりました。講師が泣いちゃいけないですよね。でも、いつもこのテーマでお話する時は涙が溢れてしまうのです。参加者の中にも一緒に泣いて下さる方が大勢いて、私の苦しみに共感してくださることが嬉しかったです。講演が終わり役員の園長先生が「涙が止まりません」と泣きながら控室に案内して下さいました。控室に「本を書かれていませんか?もし、書かれていたなら是非読みたいのです」と言いに来て下さった方もいました。講演の後、早速二つの保育園から二月と三月に保護者向けの講演依頼を頂きました。

3年前、夜の学習会でライフスキルのワークショップをさせて頂いてから毎年このように縁を繋いでいただいて居るのです。今回、私を講師に推薦してくださったのも、2年前、骨折した日に初めての松葉杖をつきながら講演させて頂いた福知山市内の中学校の関係者の方でした。

事前の細かい打ち合わせ・諸準備・会場作り・当日の運営などたくさんの皆さんのお世話になりました。保育協会会長の樋口先生をはじめ、役員の皆様。本当にありがとうございました。

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成人の日に・・・あすか、りょうた、はじめ、あかね、そして娘の愛理おめでとう!!

投稿者:かっしー

 今日は成人の日。街には振袖を着た美しいお嬢さんたちがたくさん目につきました。母としてただうらやましく眺めていました。実は私の娘も本来なら成人式に参列するべき人だったのです。しかし、娘は今日も一日自宅にこもっていました。

 私は両親にスーツや振袖など用意してもらえず、着ていく服がなかったため、成人式に参列できなかったので、娘には是非振袖を着させたいと3年前から呉服屋通いをしていたのです。しかし、うちの娘、そんな母の気持ちを知ってか知らずか「成人式?そんなの面倒くさい。それに1月なんて試験前でしょ。私にそんな時間ないよ」と一言。大晦日もお正月も休む間もなく学ぶ子です。結局着物も作れず、今日も朝からずっと机に向かって後期の試験勉強をしていました。その後ろ姿を眺めつつ私が思わず「成人式の日にこんなに勉強する成人はおらんやろうねぇ」と呟くと、娘は一言「いいんじゃない。みんな同じじゃなくて」とのこと。確かにねぇ。でも、母はあなたの晴れ姿を一度は見てみたいのよ。いつか、勉強しなくていい年になった時、どうぞ母と一緒に着物を来て、家族で写真を撮りましょう。その日が来るのを楽しみに待つことにします。

 先日、今年成人式を迎えるあすかからメールが届きました。

「加島先生。ご無沙汰しています。今月の9日。無事成人式を迎えることができます。加島先生にお世話になった6年生の1年間からもう8年がたちます。りょうたとやんちゃして好き放題して、先生に迷惑をかけた自分たちがここまで落ち着きをもった成人になれるとは思ってもみませんでした。先生に今の私たちの姿を見てほしいです。お世話になりました。ありがとうございました。りょうたも先生に会いたがっています。今度時間をください。」

メールに添付されてきた写真のあすかとりょうたはキンキラの髪の毛に眉毛がなく・・・とても落ち着いている成人には見えなったのですが・・・(笑)あの頃と比べたらきっと落ち着いたのでしょうね。

あの時、あすかとりょうた、はじめくんとあかねちゃんの4人の子どもが保健室登校をしていました。全員同じクラスの6年生の児童です。本当に大変な一年間でした。しかし、決して忘れる事のない4人の子どもたちでした。特にりょうたはワックスでピカピカに磨き上げられた保健室を土足で歩き回り、床に噛み終ったガムを吐き、靴のままベッドにあがりました。あすかはそんなりょうたをなだめる役目をしていました。

私はりょうたがどんな事をしても叱りませんでした。「好ましくない行動は見ない。好ましい行動をとった時のみ反応する」STEPの考えを通しました。りょうたが下校してから床を磨き、シーツを取り替えました。りょうたは大変なやんちゃさんでしたが、低学年にはとても優しく、けがの手当てを手伝ってくれました。私はその時は大げさに「りょうた。ありがとう。優しいね。そんなりょうた大好きだよ」とほめました。

二学期の終わり、私はりょうたとあすかにこう伝えました。「私はあすかとりょうたのことが大好きだよ。卒業までここに居てほしいと思う。でも、中学ではね。今のような学校生活は送れないと思うよ。中学進学のことを考えると今から教室で過ごす練習をしなくちゃいけない。来週から終業式まで教室へ行こう」と。

翌日からりょうたは学校を休みました。終業式も来ませんでした。年が明けて三学期の始業式の日。朝、保健室へ行くとりょうたの下靴が保健室の入り口に脱ぎ捨てられていました。それを見て「登校したんだ」とホッとしました。でも、りょうたの姿はありません。そう、2年ぶりに教室へあがったのです。あすかも一緒に。

それから、毎日、りょうたは朝登校すると保健室へ来て靴を履き替えるのです。保健室の隣が6年生の下足箱なのになぜか保健室で靴を履き替えるのです。ある日の20分休み。いつもの通り、保健室へ来て靴を履き替え運動場へとび出して行きました。私はりょうたが脱ぎ散らかした上靴を、そっと保健室の出入り口の傍にそろえて置きました。休み時間が終わって保健室に靴を履き替えにきたりょうたが、その揃った上靴を見て一言「あっ。先生。揃えてくれたん。ありがとう」そう言って、いつもなら脱ぎ散らかす自分の外靴を、私がしたように揃えてドアのそばに置いたのです。彼から「ありがとう」と言ってもらったのは初めてでした。

翌日の朝。保健室へ行くといつも脱ぎ散らかっているりょうたの外靴がありません。お休みかなと思っていたらりょうたの姿が運動場にありました。6年生の彼の靴箱を覗いてみると、なんと、りょうたの外靴が収められていたのです。「りょうたはりょうたなりに考えて頑張っている。今日はりょうたが保健室から卒業した日なんだ」そう思うと自然と涙があふれました。

あの時、保健室で過ごしたあすか・りょうた・はじめ・あかね。

成人おめでとう!!どうぞ、夢を抱き、その夢を叶えられるおとなになってください。 

あすかとりょうたとの同窓会が今から楽しみです。

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