西宮ライフスキル研究会

2012 2月

クラップ1・2・3・2・1

投稿者:おっちー

大阪市教育センターフォーラムに行きました。

小学生の不登校は、教職員との関係をめぐる問題がきっかけとなることが多いという統計が示されました。(20~30%)背景に知的や発達の障害が多いにせよ、気になります。

児童にネガティブな関与をしていないでしょうか・・・「あかんやんか」「こら」「何してんねん」なんて。これらは、子どもたちに自信をなくさせます。

ポジティブな関与を心がけているでしょうか・・・あたり前のことをしっかりやっている児童を認めて、そんなよい行動をとり上げる・・・。

考えさせられました。

ピア・サポートの分科会に行くと、始めに「クラップ1・2・3・2・1」をしている私と児童の映像が流されました。夏のピア・サポーター養成講座で紹介したワークです。2人組で両手タッチするものです。よっしんに教えていただいたのを、さらにアレンジしたワークです。中学生もハイテンションでしている映像も続けて流されました。

ピア・サポートの好きなところは、①仲間が仲間を支える活動であること、②誰もが自分で問題解決する力を持っているという概念、③支える側も支えられる側もうれしく学びのある活動であること、です。人として生きるってこんなことじゃないかって、思わされます。

今日は、コミュニケーションは言語そのものであること、言語化することは論理的思考を育てること、という話にすごく共感して帰ってきました。適切に言語化すること=コミュニケーション力を培うこと・・・まず魁より始めなければと思い、ブログを書きました。

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園児製作の可愛いお雛様の前での講演会

投稿者:かっしー

25日土曜日。福知山市内の保育園で講演をさせて頂きました。実は最初、依頼の日程は2月18日でした。しかし、私の都合が悪く一週間後に変更して頂いたのです。でも、それが「ついてる・ついてる」でした。先週の土曜日は大雪で舞鶴自動車道も通行止め、保育園の周辺も一晩で40センチほどの積雪で雪かきだけで大変だったそうです。昨日は小雨交じりのお天気でしたが、比較的温かな一日でした。

今回の講演テーマは「キラリ☆子育て。繋げよう愛着の絆 ~なでなでは子どもの心を育む~」です。スキンシップの大切さをお話し、実際にタッチングを体験して頂きました。

土曜参観の後の講演会だったのでご夫婦での参加が多く、80名を超える保護者の方で会場は埋め尽くされました。最初、60名位は参加されると思いますと伺っていたのですが、おそらく参観だけして講演会には出ずお帰りになる方もいて、30名くらいになるかなと勝手に想定していたので、あまりの参加率の高さに驚きました。園長先生は「保護者の皆さんは園の活動に大変協力的で熱心なのです」と仰いましたが、それだけではなく、園庭で「とっても感動するお話なので是非ご参加下さい」と一人一人の保護者の方へ声をかけておられた保育士さんたちの思いが、今回の講演会を盛り上げてくださったのだと思いました。保護者の皆さんは真っ直ぐな瞳で私を見つめ、真剣に私の話に耳を傾けてくださっていました。お父さんたちが目を潤ませながら聴いてくださっているのが印象的でした。

タッチングの実技では、ご夫婦、或いは親子が満面の笑顔で触れ合っている姿がとても微笑ましく、前で見ている私まで幸せな気分になりました。タッチカウンセリングはやはり素敵です。今回、忙しい中、助っ人として一緒に参加してくれたタッチカウンセラーの仲間、こなっちと梅ちゃん。本当に助かりました。ありがとう。これからもよろしくね。

講演の後、数人の保護者の相談を受け、メールアドレスの交換をしました。私との出会いが、子育てに悩むお母さんやお父さんの力になれるとしたらこんな嬉しいことはありません。

控室に戻ると美味しそうなカレーの匂いが・・・。そう、給食のカレーライスを大盛ご馳走下さいました。そして、デザートはメチャクチャあま~い大粒のイチゴでした。その上、帰りには一人ひとりに手土産を下さるなど、園長先生をはじめ保育士の皆さんの大変あたたかな歓迎とお心遣いに感動いたしました。本当にありがとうございました。

かわいい園児たち手作りのお雛様の前で、温かなエネルギーを背中いっぱいに受けてお話させて頂けた事心から感謝申し上げます。本当に素敵な出会いをありがとうございました。

今週末もまた福知山市内の別の保育園で講演をします。どんな出会いがあるかワクワク楽しみです。

kouennkai

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10歳、「二分の一成人式」

投稿者:おっちー

4年生最後の授業参観は、二分の一成人式でした。

テーマは、「ありがとう、そして夢に向かって」。

4年生は10歳です。家族やまわりの方々への感謝を胸に、将来の夢を発表するという内容でした。

校長先生のお話・夢の発表・合唱、そして、サプライズで一人ひとりにお家の方からの手紙のプレゼントがありました。各自の夢を表現した「未来コラージュ」の裏に、お家の方からのお手紙を貼ってパウチしたものです。

そのお手紙を読んでの感想を何人かに聞きました。すると・・・

「なんでお母さんはいつもおこるんだろうと思っていたけど・・・・・・(涙、涙、涙)・・・・・これを読んだら・・・・・・わかって・・・・・・・うれしかったです」

緊張感、そして保護者ももらい泣き。

「授業って、いいなぁ」と、つくづく思いました。今回は、保護者にも内緒のお願いをしていましたから、児童と保護者と教師で作り上げた場になったのだと思います。

その後の保護者との学年懇談会は18名の方が参加してくださり、思春期についておしゃべりしました。「ザ・思春期ビンゴ」で盛り上がったりして。楽しかったです!

二分の一成人式の準備として、①10年間の感謝②性教育③ライフスキルプログラムのイメージ・トレーニングや未来コラージュ(→キャリア教育)④はがき新聞等に取り組んできました。学年打ち合わせを重ね、子どもたちにも問いかけ、模索しながら進めてきました。

未来コラージュは、今みんなの家にはられています。夢は、具体的に思い描き、意識化することが大切です。

夢は、持つにこしたことはありません。夢を持つことはただですし、どんな大きい夢を持ってもいいのです。熱心に思い描いた夢は、変わってもかまいません。夢と感謝は、「生きる力」になり、プライスレスなのにその値打ちは、はかり知れません。

~ありがとう、そして夢に向かって~

私も、未来コラージュをはって、毎日見ています。     

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梅の花はいつ咲くの?今年の冬の寒さは本当に異常です。

投稿者:かっしー

この週末。私たち城めぐり同好会は和歌山方面にでかけました。
土曜日。小雪が舞い散る中、岸和田城と和歌山城をめぐりました。和歌山城は二度目の登城になります。

和歌山といえば和歌山ラーメンがおいしいですよね。特に私のお気に入りは「備長炭ラーメン」です。koutarou芸能人も数多く訪れるという「幸太郎ラーメン」で頂きました。こってりスープなのに備長炭の真っ黒い麺がとてもあっさりとしていて、その絶妙な相性がたまらないおいしさのラーメンなのです。備長炭は冷蔵庫に入れて脱臭したり、飲料水やご飯を炊くのに入れると良いということは有名ですよね。備長炭は臭いや有害物質を吸着するパワーが優れているのです。備長炭ラーメンはダイエットにも効果があると聞いて思わずお土産に買ってしまいました。

宿泊は「紀州南部ロイヤルホテル」でした。ポンパレのチケットで一泊朝食付きが一人3000円です。とってもお得なクーポンでした。このホテルの売りはオーシャンビューの広いお部屋と露天風呂です。確かに部屋から眺める海がキラキラ輝いてとても綺麗でした。自慢の露天風呂には岩風呂・軟水風呂・備長炭の黒湯という三種類のお風呂がありました。全面備長炭で囲まれたお風呂はお湯が黒くにごっていました。白くにごったお風呂には何度か入ったことはありますが、黒いお湯は初めてです。遠赤外線効果で身体の芯まで温まり、お風呂から上がって時間がたってもいつまでもポカポカと暖かく、お肌もすべすべになりました。ホテルに滞在中三度も備長炭風呂を楽しみました。このホテルもオススメです。

そして、今回の旅の一番の楽しみだった南部梅林へ観梅に出かけました。しかし・・・厳冬の影響で全く梅の花が咲いていなかったのです(涙)本来なら今が一番見頃な時期。現地の方も「こんなに花が咲かない年は初めてだ」とため息をついておられました。そんな中で頑張って咲いていた一株の梅の花がありました。この寒さの中、凛として咲いている姿がとても健気で愛おしく感じました。umenohana

梅林へむかう「みかえり坂」に立ち並ぶお土産やさんの中に「かたやまのいももち本舗」があります。おばあちゃんが一つ一つ手作りされている芋餅です。imomochiお土産に一パック購入し、一つだけその場で食べましたが、これがまた本当に美味しいのです。めちゃめちゃ柔らかくて口の中でとろけるような食感がたまりません。お土産に買った芋餅を食べた家族にも大変好評でした。

次回は是非「かたやまの芋餅」をほおばりながら満開の梅の花を見たいと思います。

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よっしんとパパさんの深い夫婦愛に感動の涙

投稿者:かっしー

 先のおっちーのブログに書かれた通り、1月31日、よっしんの最愛の夫、大東義徹氏がお亡くなりになりました。
倒れられる3日前の日曜日、週末に控えた合同出版社の編集者との打ち合わせに備え原稿の最終校正を行っていた時、監修者として出席し、元気な姿を見せて下さいました。まさか、それが私たちに見せる最後の姿になってしまうなんて・・・。

倒れられ、意識不明で自力呼吸もままならない状態で集中治療室で治療を受ける夫を「たとえこのまま意識が戻らなくても生きていてさえくれればいいの」と祈るような思いで見守るよっしん。深い深い夫婦愛で結ばれているよっしんとパパさんの姿に感動し涙があふれました。

毎日、妻と共に夙川沿いをお散歩するのが大好きだったパパさん。天国へのお散歩はたった独りで寂しいかもしれませんね。でも、よっしんとお子様たちはいつもパパさんをそばに感じながら生きていかれることと思います。そして、私たち研究会の仲間たちもずっとずっと忘れません。今日まで本当にありがとうございました。

大東義徹氏監修のライフスキルの新書が、春の風とともにもう間もなく私たちの手元に届くでしょう。そしたら誰よりも一番最初にパパさんに見ていただきたいと思います。

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