西宮ライフスキル研究会

2012 7月

ニジマスの塩焼き・流れ星・夜のお散歩・・・林間学校!

投稿者:おっちー

林間学校から帰ってきました。全員参加、全員元気!!

兵庫県豊岡市の神鍋高原は、連日35度の猛暑でした。

1日目は、宿舎近くの川でニジマスつかみ。難しいものです。8匹つかめた子が、2人いました。子どもたちの歓声や笑顔が可愛かったです。即、塩焼きにして、つかめた子もつかめなかった子もいただきました。おいしかった~。(64人の子達に90匹を放流)

キャンプファイアーでは、準備したスタンツで盛り上がりました。我が1組は、①組体操②AKB48のダンスと当たり前体操「林間バージョン」 ③のど自慢対決。2組は、①ものまねとサザエさんの替え歌 ②怖い話 ③桃太郎の劇。校長先生から今まで見た中で1番いいスタンツだったと大好評でした。気がつくと、夜空には、びっくりするほどの星。北斗七星がくっきりと見えました。みんなで空を見上げていたら、流れ星が流れて、各自お願い事をしました。

2日めは、飯盒炊爨と山登り。35度の中、山から無事生還。安堵いたしました。カレーと飯盒は、火起こし係の大奮闘で美味しくできました。私は、得意のすいか切りで4個分を切り分けました。1個を32等分できます。64等分もできますよ~。たくさん食べました。

夜のお散歩は、神社のお宮をグループごとに回ってくるというものでした。別に仕掛けはありません。お宮の奥にある「守り札」を一人一枚ずついただいてくるのです。「この旅を守ってくれるお札は、枕の下に入れて眠るといいそうですよ~」。(内緒ですが、私が願いを込めて、筆ペンで「神鍋高原守り札」と書いて印刷したものです。)

3日めは、お餅つきと藤細工。つきたてのお餅にきなこ、こんな時は、みんな好き嫌いなしなんですね。喜んで食べました。藤細工は、敷物や入れ物を作って各自お土産にしました。

行き帰りのバスは、片道3時間半。行きはバスレク、帰りはこち亀のビデオ。

宿泊だからこそ学べたことも多かったです。お風呂に入る前のかけ湯を覚え、出るときは脱衣所前で体をふききるということができるようになりました。(1日目はひどかった~。)宿舎内を静かに歩けるようになりました。食事中の声のトーンも考えられるようになりました。子どもたちを注意し、叱りもしたし、一緒に笑いもしたし、子どもたちに感心もしました。

いろいろありました。部屋長会議で提案された課題は、学年集会を開いてみんなで考え合いました。私も子どもたちも、学びの多い林間学習でした。

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雨の日の休み時間は、つまらない…

投稿者:よっしん

切り絵2広い運動場で思いっきり体を動かすことのできない子どもたちは、エネルギーを持て余し気味です。

今、雨の日に流行ってることは、お手玉と昆虫作り。

お手玉は、ボランティアセンターの方々が、クラスに100個作って届けてくださいました。過日子どもたちにプロの技を見せてくださり、教えてくださいました。初めて手にした子どもたちも日に日に上手になってきました。子どもたちが今チャレンジしている技は、目を閉じてキャッチ・片足の後ろを通ってキャッチ・2個を落とさずに50回以上キャッチです。

切り絵1それから、今森光彦さんの切り絵の絵本「むしのあいうえお」が大好きな子どもたちは、切り絵にもチャレンジ
「切り紙昆虫館」の型紙を、色紙や画用紙に重ねて、器用に切っています。かっこいいヘラクレスオオカブトムシやかわいいテントウムシもできました。

つぎは、立体の星に、みんなでチャレンジです

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お金の要らない世界がやってくる?

投稿者:おっちー

内田樹先生と岡田斗司夫さんの対談を見てきました。

昔は、相互扶助社会でした。大家族で。でも、逃げられない閉鎖社会でもあり、日本はだんだんに核家族になり、今は、家族であっても個別な関係になりました。

個別な社会は、消費社会でもあります。いろいろなサービスをお金で支払うという。

すべてのサービスをお金で買う人がいる一方で、知り合いの誰かが何かしてくれるという共生能力の高い人もいます。(お米は貰うとか)

内田先生は、社会性を「共生力」と呼びかえていらっしゃいました。消費社会は限界にきている、集団として生き延びるには「弱いメンバーをフルメンバーとして支援していく共同体」であるべきだと。今の「損得で動く競争社会」は、危険であると。

大賛成です。「共生」という考え方、大賛成です。競争は、学力を下げます。「学びを支え合うマインド」が、子どもたちにも大人にも必要です。

内田先生は、「弱者ベースで」とおっしゃいました。それには、ちょっと反対です。「弱者」という概念で人を見ることに反対です。人の能力は、凸凹です。デコもボコもあるのです。一面的に弱者とするのは避けたいところです。また、「弱い時こそ強いのです」というすばらしい逆説もありますし。(新約聖書より)

6年目に入ったピア・サポート活動は、内田先生の「共生」と同じです。相互扶助なんです。それで、思い切って質問しました。「どうすれば、ピア・サポートを広めていくことができるか」

岡田先生は、戦略として、「すべての人に広めようとせず、一部の人で進め、たまにその成功体験をとても楽しそうに人に伝えるといいよ」と。今週は、校内でピア・サポート研修、さ来週は、他校でピア・サポート研修をしますから、そうしてみます!

内田先生は、コミュニケーションを育てるには2つのいい方法があるよと教えてくださいました。それは、「社内旅行」と「麻雀」。のりのりで話してくださいましたが、う~ん、う~ん、どちらも気が進まない・・・一緒に行った娘もそう申しておりました。

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非行防止・犯罪被害防止教室

投稿者:おっちー

ゲストティーチャーは、警察官OBでした。言葉が温かった~。学ばされました。

今、非行の中心は、中学生。5年生にその防止のための教室をしてくださいました。

男性2人で、人形劇をしたり、じゃんけんゲームをしたり、楽しい中にも緊張感がありました。

①万引き②たばこ・お酒③夜遊び・・・すべて非行の入り口です。

100円の消しゴムを万引きしても、5000円のゲームを万引きしても同じ犯罪であること。見張りをするのも窃盗、断る勇気を持とうというメッセージは、確実に子どもたちの心に届きました。

また、大阪府には「青少年健全育成条例」があり、16歳未満は午後8時以降に正当な理由なく出歩くのは禁止されているということも知りました。少年法で14歳までは守られているといっても、少年院に送致されることもあるのだということも知りました。

「先生は、少年院に行ったことがある」

卒業論文は、「少年非行と欲求不満耐性」。一般の高校生と少年院の子どもたちの「がまん強さ」を調べたのです。心理テストを作り、有意性があるかを計算しました。院の子たちは、がまんしにくい傾向があると出ました。

勇気・我慢・思いやり・・・みんなの心の中の天使が、悪魔に勝ちますように。

優しく強い気持ちが育ちますように。

思春期の子どもたちが健全に育つ環境になるよう、私たち大人が気付いて動けますように。犯罪の芽は摘み取る、芽が出ないような土壌をつくる・・・大人も忍耐強く頑張る必要があります。

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水の良さで、米作り日本一

投稿者:おっちー

社会科の研究授業をしました。

5年生「米作りのさかんな地域」です。

指導案を書き直すこと10回以上。何と、当日の朝、通勤の電車内で思いつくことがあって、学校に着くや、打ちなおし・・・直前まで練りに練った(?)授業でした。

生産額、作付面積、とれ高、おいしいとのうわさから、米どころ日本一は新潟と認定!そこから、稲の生育条件、なぜ新潟県で米作りがさかんなのかを調べるという学習でした。研究テーマは、資料の活用。資料は提示するのか、探させるのか・・・それだけで、2週間悩みました。研究授業3日前からは、頭痛~。

授業を準備していたら、新潟県に見に行きたくなりました。でも、できなくて、新潟県農林水産部に電話したら・・・・・・子どもたちにお手紙と資料を送ってくださいました。

授業終了5分前、その手紙を読み上げました。ある先生は、そこで涙が出そうになったと言っておられました。そして、魚沼産のコシヒカリを出して見せました。(本当は、その場でみんなに食べさせたかったのですが。)

稲や水田の写真は、同僚の先生方が用意してくださいました。度重なる指導案の検討、隣のクラスでのプレ授業や先生相手の模擬授業など、大変お世話になりました。研究会のあっちゃんは、プロジェクターを家まで届けてくださいました。感謝、感謝です。授業後のお疲れさん会も18名の申し込み、賑やかでした。カルーアミルク、おいしかった~。感謝、感謝。がんばった子どもたちにこそ、感謝、感謝。

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