西宮ライフスキル研究会

2012 8月

「漫才」で、言語力向上!

投稿者:おっちー

松竹芸能のイベントチーフのMさんとキッザニアのマネージャーのTさんと出会いました。

H先生が紹介してくださったのです。梅田阪急のビアガーデンでお二人と7名の教員で、漫才コンテストにエントリーする話、出前授業をしてくださるという話で盛り上がりました。

5年生1学期の終業式の日に、我がクラスでは、米漫才の発表をしました。社会科で「米作りのさかんな地域」の学習をして、それをネタにしたのです。コメの銘柄や産地、米作りを漫才にして楽しかったです。

転勤されたH先生が、見せてくだった「6年生の夢漫才」は、6年生全員がそれぞれの夢を漫才にするのですが、夢を茶化すのではなく、真剣かつ切実かつ楽しく発表したのです。それを4,5年生や卒業生、保護者が参観させてもらい、爆笑大笑いでした。

「言語力の向上」が教育現場に求められています。漫才の取り組みは、「言語力の向上」に力になると思っています。

松竹の方との話の中で、これは、コミュニケーション力の向上にも、役立てると気づきました。笑いは、相手あってのこと、自分の話がどう伝わるか、相手の立場になって考える力がいりますから。

また、お笑いのタレントさんが、自分の弱点を自分で笑いに変えられると、大きく成長し、売れるようになるという話、まさに、「リフレーミング」でした。TKOの木下さんは、若いときとてもかっこつけていたそうです。(実際かっこよかったです。)でも、かっこ悪い自分を出し、鶴瓶さんの真似をするようになったあたりからブレイクし始めたということでした。なるほど~。

開店から閉店まで。ハーフ&ハーフ(黒ビールと普通のビールが半々)も美味しかった~!

キッザニア甲子園へは、6年生が卒業遠足で行くことになっています。キッザニアで、楽しみながら、キャリア教育を体験できます。漫才・遠足・・・楽しい活動で子どもたちをしっかり学びの世界へいざなう・・・面白すぎる~!!教員が面白いと感じたら、子どもたちに必ずやそれが伝わります!

2学期は、「ピア・サポート漫才」ができたらなぁ~、と思ったりしています。

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リフレーミング・・・物事を柔軟に考えてハッピーに♡

投稿者:おっちー

大阪市立高殿小学校で、ライフスキル研修会の講師をしました。

「言葉の力を改めて感じました。リフレーミングを上手にできるように、一人ひとりが自分のことを好きになることができるようにしたい、言葉の引き出しを増やしたいと思いました・・・」

「リフレーミングは大切なわざ,skill だと思いました。物事を多面的に見ながら、自分の心をそこに共感しつつ、相手に希望を与えるだけのパワーある言葉を自分の中でたくわえたいなと感じました・・・」

今回は、「感情パズル」・「出会いのカード」・「ハートビーイング」・「短所を長所にリフレーミング」・「さんれもの冒険」の5つのワークを2時間でしました。研修部長さんから「リフレーミング」のリクエストがありましたから、現場でいかに「リフレーミング」が大切かについて、伺ったり話したりしました。

リフレーミングは、フレームを変えること・・・同じ出来事でも、捉え方を変えることができます。「禍福はあざなえる縄の如し」です。短所を裏返せば長所です。ネガティブな物事もポジティブに捉えるのです。「思い込み」に縛られずに、角度を変えて物事を見られるようになると、気持ちが楽になります。アルバート・エリスの論理療法は、心の健康に役立ちます。

「褒め上手な人は、リフレーミングが上手な人なんだと思いました」と、言ってくださった先生がいました。そうですね!教育現場にあって、子どもたちを力づけるようなリフレーミングができるといいですよね。「言語力の向上」が喫緊の課題となっていますが、まず教職員の言語力の向上が前提でしょう。それと、大人側が、自己肯定感を高められるということも。いろんな側面のある自分に、大きく赤マルを付けるということです。

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研修会にワークショップ・素敵な出会いにワクワク夏休み

投稿者:かっしー

こんにちは。

久しぶりにブログを書きます。

4月に研修所勤務になって4ヶ月が経ちました。教育行政に夏休みは無いので毎日勤務しています。夏休み中の研修所は大忙し。初任研・10年経験者研修・若い教員のための学習指導研修、学校カウンセリング研修など、毎日何らかの講座が開かれています。色々研修したい私にとって、講座で学べることや、講座運営に関われることが大変嬉しくて毎日ワクワクしていますが、参加される先生方の覇気の無さ、疲れた表情がとても気になります。夏休みに入っても何かと忙しい先生方は研修どころではないのかなと思います。しかし、折角の夏休みなのですから、多いに学び多いにリフレッシュして頂きたいなと思います。

昨日、私は関西学院大学で開催された免許更新講習講座に、ゲストスピーカーとして招かれ「小学校における睡眠健康教育の実践と効果」について90分間お話しをさせて頂きました。

人は、1日のうち2度猛烈な睡魔に襲われます。午前4時と午後の2時です。これは生理的現象であるため回避することは難しく、昼食後の講義は睡魔との闘いで、一番辛いというわけです。

昨日の私の講義は午後の一番眠い時間帯でした。私はどうにもならない自然現象に逆らうのはやめようと思い、講義の最初に15分間、教室を暗くし、リラクゼーションのBGMとラベンダーの香りを流しながら、受講者の方々にうたた寝をして頂きました。すると、効果てきめん!!その後の私の講義を誰一人居眠りすることなく真剣に聴いて下さいました。福岡県の久留米市内の高等学校では午後の授業の前にうたた寝の時間を取ることによって、教育効果が上がったという報告もあります。

明日は、和歌山市内の養護教諭の皆さんの研究会でお話しさせていただきます。2年前に掲載された私の新聞記事を大切に持っていて下さった先生からの依頼です。明日はうたた寝の時間はとれませんので、眠気を吹き飛ばすような刺激的な(?)お話をしてこようと思います。楽しみです。

西宮ライフスキル研究会のメンバーは、この夏休みに様々な場所で、研修会の講師やワークショップのファシリテーターをします。毎年、夏休みの研修会やワークショップは素敵な出会いに溢れていて、その都度元気を頂きます。

この夏は4人揃ってのワークショップはありませんが、それぞれがそれぞれの場所でわくわく素敵な出会いをしています。

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