西宮ライフスキル研究会

2012 11月

「笑育」漫才学習のスタートです。

投稿者:おっちー

松竹芸能の漫才授業がありました。4~6年生が講堂に集まり、構成作家さんと若手芸人キクモトスズキさんの掛け合いで、漫才の基礎を教えていただきました。

相手に言いたいことをちゃんと伝える→それがあるからボケたときに面白い、だから言い方が大事。堂々と大きな声ではっきりと恥ずかしがらずに言う、表情も大事。~これは、国語そのものです。

ユニークであること、しっかりいろいろな教科を勉強しておくこと・・・そうそう。

ボケとツッコミをワークシートの型に沿って、実習!!舞台に立ちたくて、たくさん手があがりました。大笑いの渦の45分間でした。

出前授業が終わり、我が5年生のクラスでは、コンビを作り、ミニ発表会をしました。11の型が書かれたワークシートから好きなものをアレンジしました。15組30名、みんなやりきりました!!恥ずかしがり屋さんもいつも声が小さい子も、はきはき後ろの人に聞こえる声が出ていました。出前授業の効果は抜群でした。

「ど~も、ど~も。○○です」
「○○です」
「二人合わせて、岡山です」
「アルファベットの最初の3文字ゆってみ~」
「ゆったるわ。エ~、ビィ~、おいシー!」
「ふざけんな!エビはおいいしいけど、アルファベットはおいしくないわ!」
「ありがとうございました~」

 爆笑大笑いでした。

 夕方6時台のNHKのニュースで報道されました。2分ほどに編集されていました。翌日の大阪日日新聞朝刊にも載りました。

 言語活動の充実とコミュニケーション力の向上のための教材として、「漫才」に取り組みます。健全な笑いで、学力と社会性を育てたいと、真剣に取り組んでいきます。

にほんブログ村 子育てブログへ

感動をありがとう・・・『感謝と友情』がテーマの神戸マラソン

投稿者:かっしー

今日は雲一つない晴天が広がる中で、第二回神戸マラソンが開催されました。

私は、県職員として参加。「交差点責任者」という業務に携わりました。主な仕事は交差点に立ち、通行規制を歩行者にお知らせしたり、ランナーをトイレに誘導したりすることでした。配置された場所では、何のトラブルもなく他のスタッフの方々もいい方ばかりで、大変楽しくお仕事できました。今回、研修所からは6人業務に派遣されたのですが、他の職員は通行人から怒鳴られたり、寒かったりで中々大変だったそうです。私はやはり、どんな場面でも「ついてる・ついてる」のだと確信しました。

私が身につけているジャケットはスタッフ用で、スポンサーであるアシックスから提供されたものです。KOBE MARATHON2012とプリントしてあり、カラーは黒・黄色・オレンジの3色で、県市職員は黒色。他のスタッフからも「黒はかっこいいわね」と羨ましがられました。

実は今回の神戸マラソンには夫がクォーターの部に参加していました。昨年、身体をこわし、健康回復のために始めたウォーキングが、いつの間にかジョギングにかわり、神戸マラソン初出場を目標に今日まで頑張ってきたのです。しかし、1ヶ月前から左足首を痛め、普通に歩くのも困難な状態で、出場も危ぶまれたのですが、最悪、痛み止めの座薬を使ってでも走ると強い決意でのぞみました。私が任務に就く場所はスタートから3キロ地点でした。歩行者の誘導をしながら、ふとランナーの集団に目をやると、顔を歪め足を引きずりながら懸命に走る夫の姿が目に飛び込んできました。出会えるのは二万分の一の確率です。思わず「もうリタイヤしていいよ」と声をかけましたが、「大丈夫や。いける」と駆け抜けて行きました。その後ろ姿に「頑張れ!!」と励ます事しかできませんでした。業務終了後息子と合流し、フィニッシュ会場に向かう途中、夫から無事完走したという連絡が携帯に入りました。スタート前に入れた座薬が効いたようでした。息子と一緒にフィニッシュ会場である須磨浦公園に駆けつけると、完走したものだけが手にするメダルとタオルを誇らしげに掲げる夫がいました。

フィニッシュ会場は完走したランナーたちの輝く笑顔・笑顔・笑顔の花が咲き、眩しい限り、そこに居るだけで幸せな気分になりました。

走り終わった夫が興奮冷めやらぬ表情で「沿道の声援がものすごく力になった。走ることが病み付きになりそうだ」と話してくれました。沿道の声援がランナーたちを後押し、どんな苦しみをも乗り越える力に変えてくれるのだと感じました。

今年の神戸マラソンのテーマは「感謝と友情」でした。参加したすべてのランナーたち、応援するすべての人々が、きっと心からの「感謝と友情」を実感したに違いありません。

 

にほんブログ村 子育てブログへ

「漫才を学習に」

投稿者:おっちー

「言語力・表現力の向上」が、今、小学校での課題となっています。

そこで、「漫才を学習に」取り入れることを提案しました。楽しいやりとりを通して、言葉に対する感覚を高めようと考えたのです。人を楽しませ笑わせるには、豊かな言語力・表現力をはじめとして、相手の反応を想像し、読み取る力が必要です。そんな試行錯誤は、とても大阪らしく、大阪の子どもたちは大好きなのです。

そんな願いが通じたのか、松竹芸能のチーフの方を紹介していただきました。出前授業を頼むと、引き受けてくださったのです。学校の企画会に提案して、職員会議を通過し、春からの構想が、この秋に実現します。

松竹芸能の構成作家氏と若手芸人さんが学校に来てくださり、4~6年生に漫才の基本を教えてくださいます。高学年で、漫才に挑戦します。

ここで万能ツッコミを紹介します。「なんでやねん!」「知らんわ!」「笑かすわ!」「勝手に言うとき!」

笑いは、相手への優しさそのもの、その場を癒すもの。私も学びます。

にほんブログ村 子育てブログへ