西宮ライフスキル研究会

2012 12月

もうすぐ2013年

投稿者:おっちー

今年のポジティブ10大ニュース

①学校カウンセラーに合格。(日本学校相談学会)
   故荒堀浩文先生のおかげです。天国の荒堀先生、ありがとうございました。
②ピア・コーディネーターに合格(日本ピア・サポート学会)
   きっかけは、6年前に筒井博美校長先生が声を掛けてくださり、推薦してくださったことでした。感謝しています。
③金子書房『児童心理』から原稿依頼
   「すぐ助けをもとめる子」というテーマで書かせていただきました。拙い文章に恐縮するばかりでしたが、掲載していただいて嬉しかったです。
③林間学習無事終了。
   5年生最大の行事、2泊3日でした。37度の猛暑の夏に、全員参加で全員無事帰還できたことに感謝しています。野外水さんでは、スイカ1個を64等分にする技を披露。64×4個分=256等分切りました。63名、みんなおいしいと食べてくれました!!
④運動会のダンス、「Raising sun」大好評でした。
   youーtubeを見たりして、子ども達と仕上げました。いい思い出です。
⑤長女の就職、自立です。
   がんばれ、我が子!
⑥夏のスペイン旅行。
   得意のパックツアーでスペインを一巡り。アルハンブラ宮殿は、夫の夢の場所でした。
⑦初めての学会講師。
   「ピア・サポート・トレーナーのためのファシリテーター講座」で2コマ担当しました。いい勉強をさせていただいて、感謝しています。
⑧漫才学習のスタート
   松竹芸能さんに出前授業をしていただき、4~6年生で取り組み始めました。大阪らしい言語活動の充実・コミュニケーション力の向上をめざしています。
⑨合気道を始めました。
   内田樹先生の道場に入門できました。が、すでに受身(それは、まるで空中前転のようなもの)ができないという局面に!!いつまで続けられるか未知数無限大・・・。
⑩10番目は、オープンエンドということで。
   この1年、失敗もいっぱいしました~。反省もいっぱいしました~。すべてが体験学習ととらえて、最終的にはポジティブに受け止められるよう精進したいです。

 年末は、師走の名にふさわしい多忙感をまとって、一生懸命走り抜けました。行き詰まったときには、人生で良かったこと10個を思い浮かべるといいそうです。それで、この1年での10個を考えてみました。してみると、いい年だったことに気づけました。

 来年は、「安定打座(あんじょうだざ)」、とらわれない心で物事を俯瞰して見られるようになりたいと願っています。

 ブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。来年もみなさんにとって、いい年でありますよう、心からお祈りしています。

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人とのふれあいによって、人生がつくられていく。 

投稿者:おっちー

夙川の大手前大学で、教育カウンセラー養成講座がありました。

明治大学の諸富祥彦先生の講座「教師の悩みとその支援」では、教師の4大悩みとして、①多忙感②子どもとの関係③保護者との関係④同僚・管理職との関係が、あげられました。その内3つが人間関係に関することです。

先生曰く、「教師は、人間関係のプロでなければならない」。

それには、「人間関係を楽しめる人であることが、教師の資質だ」「しらふでもほろ酔い加減の雰囲気で、心を開いてもらえる先生がいい」という師匠の國分康孝先生の教えが紹介されました。

大事なことは、「リレーション」です。心と心のふれあいがあり、さらにノーが言える人間関係が結べることです。

諸富先生は、「リレーション=援助希求(help-seeking)」を力説されました。助けに対して開かれた心で受け入れられるか・・・多忙感の中で・・・。実際、宿題のチェックや次の授業の準備をする10分休みに「先生」と声掛けられたその時などに、対応する困難さがあります。対応していると、次の全体指導がずれる・・・そんな日常です。

160冊を超える著書がある諸富先生だけに、話のネタは尽きず、さらにユーモアあふれて講義室は笑いでいっぱい、聴講生に常に語り合いの瞬間をもうけるなど、学びと楽しみ多い時間をいただきました。

諸富先生が、おっしゃった「リレーションが人を育てる」、「私には、私の生き方がある」、「自己決定・自己選択」。実存主義の考え方です。國分先生がその理論をもとに、日本教育カウンセラー協会をつくられ、構成的グループエンカウンターを広められました。

その愛弟子である諸富先生の講義を1日受けられたことに感謝でいっぱいです。ユニークな諸富先生が、生き方を求めて求めてたどり着いた実存主義、ご自身がそのよきお手本のようでした。

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「学校カウンセラー」実践研究会

投稿者:おっちー

あっちゃんと2日間、神戸でスーパービジョンの実践を学んできました。カウンセリングをする先生(スーパーバイジー)のカウンセリングをする・・・。カウンセラーをカウンセリングする勉強です。

①問題の概念化(何が問題なのか)
②見立て(アセスメント・・・健康度と病み具合について)
③援助計画の見通し(何ができて、何ができないのか)

私のとってのスーパービジョンは、故荒堀浩文先生のイメージです。スーパーバイジーの自信を高めるようなサポート的な温かい聞き取りです。

指導してくださった有村久春先生も蔭山昌弘先生もそのような対応でした。

鋭い言葉で落とし合うようなネットの様相はありません。「呪いの社会」とは、真逆の世界でした。

現場では、教師は管理職から評価され、今年度からは保護者からも評価されます。(大阪市)

できれば、社会が職場が教室が家庭が「支え合う」感じにならないかと願っています。指摘し合うのではなくて、ホローし合う関係です。

こき下ろすような対人関係が、人をより良く育てるはずがありません。

日本学校教育相談学会の今回の研修は、人を大事に大事に考えているように感じました。学会の上に立つ嶋崎政男先生・梶谷健二先生、間近に見て、そう感じました。

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