西宮ライフスキル研究会

2017 3月

信長おもてなし御膳

投稿者:よっしん

 昨日は、JR 岐阜で降り、鵜飼で有名な長良川を北に上り、「鵜匠の家 すぎ山」を目指しました。そこで、織田信長が客人をもてなした「信長おもてなし御膳」を食するためです。信長は接待上手として知られ、自分の勢力圏から最高の食材を取り寄せて客人にふるまっていたそうです。多くの文献に料理の詳細が残されており、森保夫料理長が、それを再現しました。調味料も出来るだけ当時の味を生かすために、砂糖・醤油は使わずに、味噌・たまり・酒・塩・蜂蜜が使われていました。
 今回は、本膳(天正2年〔1574年〕2月3日岐阜城での堺の茶人 津田宗及への献立〈川鱒の塩焼き・鯛なます・鮒甘露煮〉)、二膳(天正10年5月15日 安土城での徳川家康へのおちつき膳 饗応役は明智光秀〈巻き鯣・鮎のなれ鮨・蒸し鮑・鴨汁・茄子しぎ焼き・わか〉)、三膳(天正10年5月16日 徳川家康への朝食膳 鮎の塩焼・麩のこ串・雉の焼鳥・宇治丸・千枚漬)、与膳(天正10年5月16日 徳川家康への夕飯御湯漬献立 煮物・からすみ・砂肝の味噌焼・酢蓮根)などを味わいました。どれも豪華で美味しかったですが、私は蒸し鮑と巻き鯣が特に気に入りました。
今までに、近江休暇村で「安土饗応膳」を、信長茶寮で「安土御献立」を食し、今回鵜匠の家すぎ山で「信長おもてなし御膳」をいただきました。
65歳にして、歴女の仲間入りです。

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