今朝。目が覚めたら、私の枕元にそっとクッキーの包みがおいてありました。
そう。息子からの1日遅れのホワイトデーのプレゼントでした。
息子は、昨日、お昼過ぎからクッキー作りをはじめて、完成したのはおそらく日付が変わっていたと思います。なぜなら、私が床につく前の23時過ぎに、まだ3種類目のクッキーの生地をこねていて、その後1時間ほど冷蔵庫で寝かせてから焼くと言っていたからです。
まず、バタークッキーから焼き始めたのですが、料理自体初めてと思えないほど上手にできあがりました。
次に生地の種類を変えてチョコチップクッキーに挑戦したのですが、焼き加減がわからなくて見事に真っ黒こげにしてしまいました。
気を取り直して、もう一度オーブンの時間と温度を調整し挑戦。
二回目は美味しくふんわりサックリ仕上がったようでした。
「お母さん。ラムレーズン入りのクッキーがいいなぁ」とリクエストすると、すぐに近くのスーパーにレーズンを買いに走り、アールグレイ風味ラムレーズンクッキーに挑戦しました。
生地をこねている後ろ姿を見つつ、私は「おやすみ~。頑張って~」。と言って床につきました。
そして、朝、目覚めるときれいに包まれたクッキーが枕元においてあったのです。
私はそれをそのまま学校に持って行きました。
そして、保健室の相棒のたこちゃんと2人の保健室登校の児童たちと「ホワイトデーパーティー」を開き、みんなで息子の手作りクッキーをたべることにしました。
開けて、びっくり。
三種類のクッキーがとっても美味しそうにラッピングしてありました。
お味の方も、とってもとっても美味しかったです。
たこちゃんも子どもたちも喜んで食べてくれました。
息子よ。
初めてのクッキー作り。上出来です!!
約12時間かけてよく頑張ったね。感心しました。
たこちゃんが「こんなこと彼氏にされたら、めっちゃ嬉しいですよね」。と言ってくれました。
でも、母以外にバレンタインデーにチョコをプレゼントしてもらった形跡がないので、このクッキーのお返しはきっと母と妹にだけなのでしょう。
でも、いつか、母ではなく、愛する彼女へ手作りのクッキーをプレゼントできる日がくるといいなと思います。
直弥。
いつも優しさをありがとう。