西宮ライフスキル研究会

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フランス郊外は、寒かったです!

投稿者:おっちー

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モンサンミッシェルに行ってきました。昔は、旅と言えば巡礼が目的だったそうです。司教オベールが、3度夢のお告げを見たことから作られた修道院です。周りは、海・・・今は陸と結ばれましたが、小島に重厚な石造りの教会!!!

その修道院の石畳の石の一つひとつに、石を運んだ人の刻印がありました。大阪城の石にも刻印があります。所変わっても、一緒です。

本物を見ること、体験することの面白さは、言うまでもありません。海外旅行は、今回で19回目です。エミレーツ航空で、ドバイまで10時間、3時間の乗り換え待ち、パリまで7時間・・・毎度のエコノミー席で疲れますが、1日あればこんなところにまで来られるのかと、感激です。

ロワール地方の古城シャンボール城・アンボワーズ城・シュノンソー城は、全て世界遺産です・・・貴族の生活を支えた一般の人たちのことが気になったりして。

380ベルサイユ宮殿・・・ルイ16世とマリーアントワネットは、絞首刑になりました。貴族の華やかさには、やはり無理があったんですね。鏡の間は、本当に豪華絢爛でした。ルイ14世は、ずいぶん頑張ったのに、3代は続かない・・・。徳川家は、そういう意味ではすごいです。

 

パリでは、郊外の古城に泊まりました。贅沢!!!広い庭に、バラなど美しい花々。保育園ではお遊戯会で白雪姫役をした私・・・ひょっとして、前世はこんなところに住んでいたかも~なんて、幸せな(おめでたい)空想に・・・ひたりはしませんでしたけど。

パリは、凱旋門やエッフェル塔がトレードマークです。DSCF1033シャンゼリゼ通りは広くて、気持ちよく歩けました!

♪ オー、シャンゼリゼ~ ♪  オー、シャンゼリゼ~ ♪

セーヌ川クルーズもしました。川沿いは、散策する多国籍の人々が、くつろいでいました。ユーロ安で、この夏は、観光客が例年より多いのだそうです。

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ゴッホ晩年の住居にも行きました。そこの景色は、ゴッホの作品になりました。240

「ノートルダム教会」、見覚えのある絵です。ゴッホの晩年の心の闇が見える作品です。線が歪んでいたり、青空が不吉な黒で塗られていたり・・・。4か所ほど見学できました。図工の授業で使えるかもと思いつつ。

それから、モネの庭園にも行きました。有名な睡蓮の絵のもとになった池を見られて、感動しました。

DSCF0980モネは、画家であり園芸家だったそうで、世界からいろいろな種を取寄せては、庭に植えたそうです。それが、地域の人には受け入れられなかったと聞きました。喜多川歌麿の浮世絵もたくさん購入していて、展示していました。

モネもゴッホも、名を残すような天才は、我が道を行くがゆえの苦しさがあったのでしょうか。DSCF0984

8日間の旅行に、何冊か本を持っていきました。地球の歩き方、るるぶ、勝海舟、坂本龍馬、股関節の本、字をきれいに書く方法、そして、デビッドDバーンズの認知行動療法。

バーンズ『もういちど自分らしさに出会うための10日間  自尊感情をとりもどすためのプログラム 』この本では、自尊感情は高めるというものではなく、もうすでに獲得していると書いてありました。「無条件の自尊感情」なのだと!

母の愛は、「無条件の愛」と言います。自尊感情もまた無条件に備わっているという認知です。帰りの飛行機の中で、目からうろこが落ちたように思いました。

自尊感情は、すべての人が生まれながらにして受け取る贈り物であり、人は有価値な存在。失敗しようが成功しようが、勝とうが負けようが、自分自身を尊敬し、好きでいていいのです。

そして重要な原則、すべての人は生まれつき不完全であり、欠点がある!!その上での自尊感情なのです。ゴッホもモネも自分らしく生ききったのは、周りからの評価に寄らないそんな自尊感情ゆえだったのでしょうか。

持って生まれた自尊感情に気付くこと、エンパワーメントでいけばいいのでしょう。

認知行動療法は、うつ病等に有効で、欧米では普及しています。歪んだ考え方が「抑うつ」を引き起こすのです・・・誠実で真面目すぎるなど・・・。歪んだ思考リストがあって、具体的に教えています。完全主義は、×。自虐的思い込みも、×。

感情をコントロールする方法を私達の『ライフスキル』も取り上げています。実践していますが、本当に奥深い内容です。

002池上彰『伝える力』、吉村葉子『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』、河村茂雄『Q-U』も帰りの飛行機で<飛ばし>読みしました!

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