西宮ライフスキル研究会

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環境学習にライフスキルを

投稿者:おっちー

今日は、環境学習の研究授業をしました。

淀川の改良工事をすることで、洪水がおさまりました。でも、護岸工事等のために、自然は破壊され絶滅の危機にひんしている生物もいて、人々の自然とのふれあいもなくなっているのです。持続可能な社会を考える授業でした。

討論の授業に挑戦しました。ライフスキルのプロ・コンディスカッションです。賛成・反対・傍観者の3つの立場があって、その立場を順番に体験するのです。3者の立場に立つことで、物事を公平に客観的にとらえることができます。心理療法の応用です。

この授業を見た先生は、来週の授業参観でプロコンをすると言ってくださいました。それだけでも、心は喜び躍り上がっています。今回は、「人を守る」立場と「自然を守る」立場に分かれましたが、「大人のほうがいいか、子どものほうがいいか」「山がいいか海がいいか」「パンがいいかご飯がいいか」など、楽しい討論で白熱授業になるのです。

この討論は、どちらがいいと決めるものではありません。相手の気持ちになる、自分の気持ちをはっきりさせる、双方の意見を公平に見られる・・・それが大事なのです。

子どもたちは、熱心に取り組み、自分にとっていいなと思えるような淀川を各自思い描くことができました。そして、人と環境・・どちらも大切であることを理解しました。

私の2学期は、父の介護をし、看取り、葬儀をした・・・そして、すぐの研究授業。かなりの重圧でした。でも、真剣さいっぱい笑顔いっぱいの授業になれて、天国の父母も笑ってくれていると思います。そんな夢を数日前に見ました。

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