西宮ライフスキル研究会

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一つ大きな山を乗り越えました。今日は笑顔です

投稿者:かっしー
昨日は本当に辛かった。思い切り凹んでた。
手術後48時間が一番しんどいというが、その期間は痛みもコントロールされているし、ほとんど眠っているのできつくは感じない。問題はその後だ。
今日は術後4日目、大きな山を乗り越え笑顔が戻った。
ゲートコントロールという専門用語がある。私はタッチカウンセリングの講演会で良く使う。脊髄には痛みをコントロールするゲート(門)がある。感覚神経には太い神経と細い神経があり、脊髄(硬膜外)のところでどちらの神経を脳に伝えるかコントロールする。
つまり、痛みが脳に伝達されている時に、太い神経である触覚(触る)、圧覚(押す)、振動覚(ゆする)などの刺激を入れることで痛みの神経(細い方の神経)を閉ざす役目をしてくれるのだ。
痛いの痛いの飛んでいけ~の伝説の通り、痛みを訴える相手の体をさすってあげるだけで痛みが和らぐ。
このゲートの開閉は様々な要因によって調節されていて、触る・押す・ゆするだけでなく、「心」の状態によっても、開閉に大きな変動を生じる。
◉ゲートが閉じている時 ⇒ あまり痛みを感じない
・気分の良いとき
・リラックスしているとき
・心穏やかなとき
◉ゲートが開いている時 ⇒ かなり痛く感じる
・不安な気分のとき
・イライラしてるとき
・落ち込んでいるとき
今回、私は大きな不安の中で一人で痛みに耐えた。こんな時こそ大切な人にそばにいて欲しいとわがままを言うべきだったと後悔する。
強がらないで、助けを求めるスキルが必要であるし、この人なら助けを求めても大丈夫と信じられる人間関係を作っておかなければならないと思う。
今日はよっしん、あっちゃん(おっちーはインフルエンザ上がりのため、自宅からエール)が可愛い花のアレンジメント(かっしーのイメージで選んだよとのこと)を持ってお見舞いに来てくれた。入院前「病人の顔をした私を見られたくないから来ないで」と言っていたが、二人の顔を見てめちゃくちゃ嬉しかった。昨日・今日と素敵な仲間に支えられて本当に幸せだと感じた。心からありがとう。
今日から3分粥の食事。夕飯のメニューは「魚の裏ごし・胡瓜の裏ごし・玉葱の裏ごし・ほうれん草のスープ・ヨーグルト」以上が器の底にへばりついている。まるで離乳食。でもわずかこれだけの量を完食するのに、40分かかった。味は美味しい、でも喉を通らないし、直ぐにお腹が膨らむのだ。
癌告知時の体重49キロ、入院時54キロ、術後4日目(本日)51.2キロ。どこまで減るのかな?

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