西宮ライフスキル研究会

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幸福とは

投稿者:おっちー

かっしー、体力が戻ってきたね。良かった~。

前回のブログのタイトルは、ちょっと辛かったよ。「命と引きかえに・・・」っていうの。

私の父が生前好きだった佐藤愛子の『幸福とは』をぱらぱらと走り読みしました。

幸福とは、どこにあるというものではなくて、何か起きた時に平然と立ち向かっていけることだというようなことが書いてありました。

かっしーが、リハビリが必要なお母さんを西宮に引き受け、手術を受け、術後のまだ大変な時に手続きに行く、その真摯な姿が心を打ちます。現実をしっかり受け止めて、立ち向かっているかっしーは、とても魅力的です。

声が戻るよう祈っているけど、今のままでもマイクもあるし、しばらくしたら講演の講師を再開してね。

私は、先週4日間、家庭訪問でした。初日は、3月の寒さ、3日目は夏日のような暑さ、4日目は冷たい雨で、天候のストレス大でした。

でも、家庭訪問に行くと、1年生の子達は、お母さんの周りをあちこち動き回ったり、トイレのドアを開けたり閉めたり、玄関から外に出たり入ったり、ヤドカリやザリガニなどの自慢のペットを水槽ごと持ってきて見せてくれたり、レゴの作品を見せてくれたり、子ども部屋に招待してくれたりと、とっても嬉しそうにしていました。

もう若くもないし、ことさら何ということもない、私のような者をこんなに喜んでくれる子ども達がいることが本当に有難く、子ども達の純真さに心洗われる気持ちになりました。

5年前に1年生を担任した頃から声がかすれて、もう低学年は担任しないと決めていました。(声帯に結節ができるのは、幼・低学年の教員に多いそうです。)

でも、再び1年生を担任して、本当に本当に可愛いなと毎日思っています。笑って、褒めて、励まして、ときどき「ありえない~」と驚いたりして、ドラマな毎日です。(赤白帽子をなくして一週間あちこち探してやっぱりなくて、買ったその日に出てくる、とか。)

来週は、遠足があります。元浜緑地は、学校から電車で4駅です。日曜日の今日、再び自主的に下見してきました。4月に下見に行ったときとは違い、花がたくさん咲いてアリや蜂も見られました。トイレもしっかり視察。安全で楽しい遠足になりますように。

今日は、母の日。「お母さん、母の日おめでとう」と、長男は言って、会社に向かいました。午前零時過ぎに帰宅し、朝6時半に家を出ています。毎年、母の日の朝にカーネーションをプレゼントしてくれていましたが、今年は余裕がなかったそうです。「母の日は、おめでとうではなく、ありがとうやろ」って、つっこみたくなりましたが、言語力不足は家庭の教育力のせいかもしれないと、ぐっと呑み込みました。娘からは、アンリシャルパンティエの焼き菓子。小さくて、2列に並んで箱におさまっている様子が、1年生が2列並びで前へならえしているように見えました。美味しかった。熨斗には、「お母さん、ありがとう」、娘の言語力は大丈夫でした。

自分も家族も子ども達も身の回りの人も幸福であるよう祈り、願い、求めています。でも、現実は、なかなか厳しく、みんな何かしらの課題をもっています。幸福は・・・幸福は、気づいた瞬間・見い出した瞬間に出現するもののような気がしています。マッチ売りの少女が、一瞬見てすぐに消えてしまったあのイメージです。その都度気づいて見い出して、感謝をもつ・・・ような。

多忙感の中でも、ふっと気づけるような・・・明日からの一週間がそうでありますように。

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