「教室は、まちがっていいところだから、勇気を出して、手を挙げよう」と、言い続けてきました。
本田圭佑選手は、「10回のうち、9回間違えても1回成功すればいい。何もしないのが良くない。何もしないと、成功する可能性がなくなる」と、言いました。
エジソンは、「ほとんどの人の弱点は、ほんの1、2回の失敗でやめてしまうことなんだ」「わたしは、今までに一度も失敗したことがない。電球が光らないという発見を今まで2万回したのだ」と、言いました。
そんな風に子どもたちに伝えてきました。
自分もたくさん失敗して、思い直したり、詫びたりして、やってきました。
がんばれ、みんな!!と思ってきました。
が、ちょっと痛い失敗をしてしまいました。
ある会でのこと。「今日の主賓は、実習生の○○さんと誕生日の○○さんです。」と隣の席の方が、言ったので、乾杯の際に、「お疲れ様~。お誕生日おめでとうございます!!」と元気よく言った私。途端に隣席の先生に口を抑えられ、周りはしらっとする空気。
なんと、サプライズのケーキが用意されていたのです。
会も半ばの何ということもない瞬間にそれは登場して、誕生日の○○さんには涙を流していただくはずだったの計画があったのです。
Oh.No!!!
知らなかったでは、済まされない失態!!!
翌日は、がっくりな残念な気持ちで落ち込んでしまいました。
そんな日は、パソコンに向かって仕事をやりつづけるに限ります。仕事はいいお薬になることもあります。
子どもたちもこんななんでしょうか。私がいくら「失敗しても大丈夫」と言ったところで、失敗は痛いものなのですね。
エジソンや本田選手も辛い辛い日々を通過して、だからこそ名言として残ったのでしょう。
失敗は成功のもと、めげずに立ち直って、皆さんに謝るところから始めよう。
エジソンのように「失敗」をリフレーミングして、「発見」として捉えてみれるかな。
次は、サプライズを成功させる側の人になります。