西宮ライフスキル研究会

大学３回生になる娘から「ピグマリオン効果って、何？」と聞かれました。

普段は穏やかな娘ですが、大学のラクロス部では後輩にきちんと教えなければならない場面があり、その対応にはかなり気を使っているようです。

教師の期待によって学習者の成績が向上すること・・・やれば出来ると期待して教えることで、本当にそのように成績が向上するという心理学の考えです。友達にピグマリオン効果で指導するといいと聞いてきたようです。

新年度がいよいよ始まります。子ども達に期待し、日々関わっていきたいと考えています。学校の子ども達だけでなく、家族に対しても、自分に対しても、ピグマリオンしたいですね。

その娘が、城好きで、改装で囲いをされて5年間見られなくなる「姫路城」に行きたいというので、昨日夫と3人でお花見も兼ねて行ってきました。

昨日は、8万人の人出だったとか。ディズニーランドを上回っているでしょうか？待ち時間1時間半と掲示されましたが、天守閣に上り、3時間かかって見学を終えました。でも、さすが世界文化遺産です。青空に満開の桜に白鷺城のコラボレーションは、どこから見ても絵になっていました。

城内は、エレベーターなどない400年前のままでした。「名古屋城も大阪城も、エレベーターがあったよね。」と話していたら、守衛さんが、「だから、世界遺産なんですよ。」とおっしゃっていました。なるほど！

お城まで1の門、2の門・・・5の門、水１の門・・・小さい門をくぐるのがおもしろかったです。戦禍や災害で焼けることなくそのまま残っていることが、世界遺産の法隆寺と同じですね。美しい城です。

姫路名物の穴子のひつまぶしをいただきました。最後は、おだしでお茶漬け風に食べました。

今週は、仕事で大阪城に行きます！歴女では、ありませんが、NHKの歴史ドラマは大好きです。「龍馬伝」は、正座して、一言一句逃さないように観ています。

　土曜日から一泊二日のお花見旅行に出かけました。

前日までの雨が嘘のように、この二日間絶好のお花見日和でした。

まず、大神神社にお参りをして旅の無事を祈り、宿泊ホテルのある川上村に向かい、「蜻蛉（せいれい）の滝」に行きました。ここは、6月・9月になると、滝の飛沫が虹を描きそれはそれは幻想的で、「虹光（にじこう）」と呼ばれているそうです。水量が豊富で、高さ50メートルの滝の上から滝つぼを見下ろすと、思わず吸い込まれそうになるほど迫力のある滝でした。その滝のある公園に植えられている枝垂桜の並木は村一番のお花見スポットなのですが、まだ蕾が硬く、来週あたりが見ごろになりそうです。きれいだろうなぁ～。

その後も「御船の滝」「岩戸の滝」と滝めぐりをしました。水のエネルギーを全身に受け、身も心も思い切りデトックスされたようでした。

宿泊は川上村の湯盛温泉「杉の湯ホテル」でした。お部屋の窓と露天風呂から吉野川の渓流と山桜が一面に眺められ、美味しい懐石料理に大満足のお宿でした。

　翌日は世界遺産の吉野山へでかけました。ふもとの駐車場に車を置き、シャトルバスでまず中千本まで行き、そこから下千本までのんびりとお散歩しました。中千本から上千本まではまだ桜も３分～5分咲き程度でしたが、下千本は見事に満開でした。山全体に桜が咲く風景を見たのは初めてでとても感動しました。

蔵王堂のベンチで座って休んでいた時、傍を通った高齢の男性が突然倒れられ、咄嗟に介抱する場面もありました。すぐにシムス体位をとらせ、脈をはかると弱く、何度も生あくびをされていました。すぐに救急車で運ばれましたが、奥様が「元気なうちに一度は来ようと言って来たのに・・・」と心配そうにおっしゃっていたのが耳に残ります。元気に回復されていてほしいと思います。

　吉野でゆっくり桜を楽しみ、帰りに明日香村にある「石舞台古墳」に立ち寄りました。古墳の周りを桜の木が取り囲み、とても美しい場所でした。

とてつもなく大きな石が何層にも積み上げられ、その石の下（古墳の中）に入ることができるのですが、内部は広くて、これほどのことを成し遂げる古代の人々の知恵には驚かされました。古墳といえばお墓のことですが、お墓という感じではなかったです。

吉野を出てから、吉野杉の影響かくしゃみ連発の私でしたが、たくさんの美しい桜・菜の花・滝にふれることができて、本当にわくわく楽しい旅となりました。

京都大好き人間の私でしたが、昨年からは奈良を訪れる機会が多くなり、奈良好きのよっしんの気持ちがわかるような気がします。

来年は、4月の第1週は京都で花見をし、第2週は吉野・川上村へ出かけて２倍お花見を楽しもうと考えています。

次回プチ旅行は、淡路花博の予定です。

実は、この度ウェスティンホテル淡路の無料宿泊券をゲットしたのです。と、いうことで次回は淡路の美しい花をリポートしますね。お楽しみに。