☆かっしーの闘病記 その1☆
久しぶりにブログを書きます。ずっとずっと走りっぱなしの人生でしたが、遂に神様から止まる事を命じられました。
なんと、元気だけが取り柄の私が胃癌になってしまったのです。
2月下旬、健康診断のつもりで受けた胃カメラ検査で胃の真ん中辺りに大小2つの癌が見つかりました。まさしく青天の霹靂でした。
診断は早期癌、手術は急ぐ必要はなく、仕事のスケジュールを調整してからで良いとのことで、診断から2ヶ月たった、今日入院、あさって手術となりました。
今日までの2ヶ月間にたくさん旅をしました。そして温泉に浸かり、美味しいものを美味しくお腹いっぱい食べました。
手術の3週間前に、胃にマーキングのためのクリップを接着してもらったのですが、こんなに毎日、お腹いっぱい食べていて大丈夫なのかな、手術の時にはクリップが外れてしまっててどこに癌があるかわからない、なんて事にならないかと心配なくらい食べまくりました(笑)。
そして、入院前日の昨日は、胃にとって最期の晩餐会。 大切な友人とイタリアンレストランでディナーでした。
とても素敵なレストランで、最期の晩餐会はここでと決めていました。
ところが、予約の時「この日は貸切で予約をお取りできません」と言われてしまいました。しかし、諦めないで駄目もとで事情をお話しすると、特別に席を用意して迎えてくださったのです。その心遣いに心から感謝です。
今朝、入院の前に素敵なメールが届きました。行きつけの小野市内の家庭創作料理のお店「花笑彩日」の女将さんとお嬢さんからでした。メッセージのお品書きの周りには桜の花があしらってあります。
「ゆう子先生へ。
先生を花に例えたら「桜」です。
毎年、忘れずに同じ場所で静かに咲き誇って、満開のその花を見上げているだけで、哀しみをスゥーッと吸い上げてくれるような気がします。日本人の誰もが心の奥底に大切に思っている花です」
私を桜の花に例えてもらえたことすごく嬉しかったです。
桜の花にはこんな素敵な伝説があります。
「一番最初に咲いた桜の花は、最後の花が咲くまでは散らない」
私は、私がこれまでに関わった子どもや若者たち、親御さんたちの幸せを見届けるまでは絶対に咲き残る。一番最初に咲く桜の花になろう。
そう心に決めました。
我らがよっしんの定年をお祝いする宴を持ちました。夙川のフレンチのお店、ベナトンです。
38年の長きにわたり、教諭として無事勤められたこと、本当にお祝い申し上げます。
西宮ライフスキル研究会を立ち上げて、12年めになります。
子ども達に「生きる力」をつけさせるために何が必要なのか求めていたときに、よっしんのご主人様、パパ先生が「ライフスキル」を教えてくださったのです。当時は、体験的なプログラムが見当たらなかったため、授業案を作り実践し、完成するのに5年かかりました。そこから自費出版、昨年春に合同出版さんから本を出していただき、全国に発信されることになりました。
ここまで来れたのは、よっしんとパパ先生の熱意と教育理念に支えられてのことです。お二人のおかげです。本当に感謝しています。(もちろん、あっちゃんやかっしーの努力の賜物でもあります。)
よっしんは、素敵な方です。大きい方です。ポジティブ思考は、生まれつき?!包容力は、無限大。判断力は確か。とってもおしゃれ。公式文書を書くと、その見識の深さがすぐ分かります。それでいて、面白くて、愛嬌たっぷり(ごめんなさい~)生き菩薩様なんです。
お父様が亡くなられて直後の研究会に腫れたまぶたで参加されたこと、勤務を終えてからの夜にパパ先生が座る車椅子を押して夙川公園を散歩なさっていたこと、お母様を看病して苦楽園と病院を行き来なさっていたこと、ここ何年かは辛いことが多々あったでしょうが、気丈で会えばいつも笑顔でした。
「趣味は、教育」というのも納得、休日のほとんどを学校や研修に費やされていました。学校の滞在時間も長く、丁寧な仕事ぶりに頭が下がります。同僚への気使いは言うまでもなく、皆さんをつなぐ要役でもあったでしょう。
これからは、深津小学校でマネージメントとしてご活躍なさるほか、兵庫県の教育心理、学校教育相談、教育カウンセラー、女性コーラスのお一人としても、活動されます。どうぞ益々ご健康で、これからも輝いていてください。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
大阪市立大和田小学校に転任しました。
明治時代に学制が発布され開校したという歴史ある小学校で、校庭には、大和田城跡の石碑があります。(織田信長の令により出城したそうです。)西淀川区で、川にはさまれた土地柄なので埋め立て地かと思えば、そうではありませんでした。
1年1組の担任になりました。準備に追われた毎日でしたが、可愛いいピカピカの1年生に出会って、いよいよスタートなのだと覚悟を決めました。「すべては子ども達のため」、そこに向かって精いっぱい頑張ります。
校長先生は、注目の民間校長先生でした。海外でシェラトンホテルの総支配人を務められた方でした。恰幅のいいホテルマン!!!950名ほどの中から選ばれた11名のお一人です。「有給休暇はすべて消化していただきます」「教職員が、よく休んで個人の生活を充実させてください」「6時には退勤してください」「尊敬される憧れる教員になってください」「職員室をきれいにしてください」・・・。お~。う~ん。「図書室を床からはがす全面改装」「外国から3名の教諭を派遣」・・・まだ語られない教育に対する大きな構想がありそうです。目がとっても綺麗な校長先生でした。
入学式で新2年生が、呼びかけと歌を披露してくれました。これがまた可愛いかったです。新東三国では、「数え歌」が歌われているだろうなぁと、気持ちが前任校に飛んでしまう瞬間がありました。・・・新しい出会いに心を向けよう!!!
お・・・お団子の「お」
ち・・・最寄駅の「千船」の「ち」
たい・・・お魚の鯛の「たい」
こ・・・子どもの「こ」
25人の新1年生の皆さん、覚えてくれたかな。
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