『街場の教育論』の著者、内田先生にあこがれていました。テレビには出ない先生です。その先生が、大阪市人権・同和教育研究会で講演されました。
大阪国際会議場に1000名ほどの聴衆。半数は管理職だったそうです。わくわく参加しました。前から2番目、内田先生の真正面に座りました!
まず、学校教育は子どもたちに『公民としての成熟』を身につけさせるべきだということを1時間ほど話されました。
そのためには、知性を育てること。知性とは、「身もだえすること」。いろいろな大人・先生がいて、みんな違うことを言う・・・子どもというのは葛藤の中でしか成長しない。
なるほど~。知識ではなく、知性を身につけること。
最後の30分は、ぐっと柔らかく笑いのおきる楽しさでした。
①教師は専門家!「われわれの職域に口をだすな!政治家もメディアも」
②学校は、変われるもではない。惰性があるのだ。
③子どもたちに公民的な成熟を導くために多様性が必要!
さらに①先生は、上機嫌で仕事をしよう。
②先生の笑顔は、子どもにとって最大の贈り物。
楽しかったです!君が代問題や小学校の英語教育についてもバッサリ語ってくださいました。優先すべきは、「常に子どもたちにとってどうなのか?」ということ。
杖をついて、出てこられました。合気道で袴の脇に足を入れられて転倒したそうです。内田先生の合気道道場に行きたいと、同行のM先生と以前から言いあっていました。知的でスマート、外見も素敵な内田先生でした。