大東義徹先生が、天国へ旅立たれました。
10年前、私たちに「ライフスキル」を紹介してくださった大恩人であり、恩師です。
それは優しく、教育への熱意は並大抵ではありませんでした。
住まいが近いので、たびたびお出会いしました。大学教授でありながら、とてもとても気さくな先生で、必ず笑顔で、楽しくあたたかい言葉をいつもかけてくださいました。何か質問すると、路上講義さながら熱く教えてくださいました。
「パパ先生」と呼ばせていただいき、「おっちー」と呼んでくださっていました。奥様は、研究会のよっしんです。誰もが認める仲の良さでした。そのよっしんから、「天国への散歩へ出発しました」とのメール。痛いほどのつらさでしょうに、天国への散歩という表現、心うたれました。カエルの研究を通じての大恋愛・・・思い出は数限りないでしょう・・・。
「これからは、ライフスキルのような教育が必要とされる」と、私たちの活動をずっと応援してくださっていました。本になる前の手作り『ライフスキル』小冊子の時代には、印刷からホチキスで閉じる作業までにも、かかわってくださっていました。感謝するばかりです。
パパ先生、子どもたちに「生きる力」を身につけさせたい・・・という当初の私たちの志にぶれることなく、これからも研究実践に力を尽くしていきます。パパ先生の御恩は忘れません。本当にありがとうございました。よっしんに出会えたこと、よっしんを通じてパパ先生に出会えたことは、私にとって人生の転機でした。