西宮ライフスキル研究会

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武庫川女子大学大学院白石ゼミの忘年会

投稿者:かっしー

 12月も中盤にさしかかり、世間では忘年会シーズンの真っ只中でしょうか。

今日、私はまずこの冬1回目の忘年会に行って参りました。武庫川女子大学大学院白石ゼミの同窓生たちのあつまりです。とっても楽しく有意義な会でした。

私はこの白石ゼミの皆さんとの集まりが大好きです。石山会という白石先生を囲むゼミ生の会ですが、毎年3月には有馬で一泊し、研究発表をしています。またこれが大変勉強になります。石山会にはたくさんの素晴らしい出会いが溢れていて、様々な職種の諸先輩方と夜中じゅう語り明かすのです。

武庫川女子大大学院臨床教育学研究科は社会人大学院であり、研究の分野は「教育学」「心理学」「福祉学」の3領域からなります。私はその中でも「福祉学」を専攻したので、ゼミの同窓生は、教員のほかに、一般大学・看護系・福祉系の教授・准教授、福祉職の方・幼稚園の先生・看護師さん・臨床心理士さんなど普段なかなかお話する機会のないような方々と交流することができるのです。本当に視野が広がります。

それが武庫川女子大大学院臨床教育学研究科の最大の強みだと思います。

しかし、大学院へ進学する教師のほとんどは、内地留学というシステムで、大学院で学びながら給料をもらえる兵庫教育大学の大学院を選びます。しかし、兵教大の大学院には一般の社会人はいません。教師だけの世界です。 

私は兵教大にするか、武庫女大にするか迷いましたが、結局、長期休業制度を利用し、無給で行く武庫川女子大の夜間大学院を選びました。この大学院を選んで正解でした。

二年間。お給料はなかったけれど、心はとても豊かでした。人脈がど~んと拡がりました。学ぶ事がこんなに楽しいなんて40歳を過ぎて初めて知りました。

あれ?忘年会の話を書くつもりが、大学院の話になってしまいました。

実は、お世話になった白石教授が来春3月にご勇退されることが決まり、忘年会はご退職の記念行事に関する打ち合わせも兼ねていたのです。白石研究室がなくなることは大学院にふるさとがなくなるようでとても寂しいです。

今日、白石先生が「世間ではあまり認知されていない生活病理にこれからもこだわって研究を続けたい」と熱く語られ、私も、白石先生のもとで学んだ、子どもたちの生活のみだれが及ぼす諸問題を追及し、多くの人々に睡眠の大切さを訴えていかねばならないと改めて思いました。16日の芦屋市立朝日が丘小学校の学校保健委員会ではきちんとそのことを押さえた講演をしようと思います。

今日は素晴らしい仲間たちと、いっぱいおいしいお料理を頂いて、いっぱいお話をして、いっぱい笑って、いっぱい見識が広がって。

よい年忘れの会となりました。

これからも、白石先生をはじめ、多くの諸先輩方に学ばせて頂きたいと思っています。

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