今日、放課後、卒業生の女の子が1人保健室へやってきました。
これまでにも何度か私を訪ねて来てくれてたのですが、タイミング悪くいつも入れ違いで会うことができなかったのです。
久振りにあった彼女の顔はとても暗く沈んでいました。
話を聴くうちに彼女が自分の身体を傷つけていることを知りました。
彼女の右手首には無数の切り傷が・・・
私はただその傷をさすりながら「つらかったね。苦しかったね」。と泣く事しかできませんでした。
そして、彼女に「あなたは幸せになるために生まれてきた子だよ。こんな風に苦しむためじゃない。幸せになるための方法を私と一緒に考えよう」。
そう話すと大粒の涙をポロポロ流してうなずきました。
彼女を一番苦しめているのは家族でした。
帰りたくないと言う、彼女を車で自宅まで送り届け
その帰り道
私に何ができるのか・・・
考えるだけでとても苦しくなりました。
私に何ができるのか・・・
自問・・・自問・・・自問
答えはまだわかりません。