西宮ライフスキル研究会

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本日、朝日新聞の夕刊に私の記事が載りました。

投稿者:かっしー

 本日の朝日新聞夕刊に「STOP・虐待~私の意見~」という見出しで大きく私の記事が掲載されました。

午後4時から先ほどまで、ひっきりなしに友人・知人・保護者・親戚からメールや電話を頂き、その反響の大きさに驚いています。

今回、記事を書いてくださった山田さんは、どの新聞社よりも一番早くに保健室に取材に来られ、2時間お話を聴いて下さいました。伊丹の講演会にも来てくださり、終わった後も話を聴いて下さいました。

記事に書く際も、デリケートな問題だけに何度も内容の確認をとり、原稿を送ってくださいました。

私が「蒸発している兄が私の勤務先を知って、学校に押しかけてきては困る」とお願いしたら、快く学校名を伏せてくださいました。また「母は健在なので記事になることで傷つけたくない」とお願いすれば優しい表現にしてくださいました。

夕食時、久しぶりに家族全員が揃って食事をとり(ケガでしばらく入院していた夫が昨日退院し帰ってきました)新聞記事を見ながら昔の話をしました。

息子は「子どもの頃の記憶は全て封印してしまったから覚えてないよ。あっでも、一つだけ、夜中まで勉強机に座らされて漢字の練習をさせられたことは覚えてるかな」といい、「あら。そんなことした?お母さんは覚えてないわ」と苦笑。

娘は「ラジカセを投げられて足に当たったことしか覚えてない」といい、私が「それも覚えてない・・・」と応えると「お母さんの覚えていることと、私たちがされて嫌だった事に食い違いがあるよね。お母さんは私たちを虐待したと後悔してるようだけど、私たちそんなひどいことされてないから」と笑って言ってくれました。

今回、たくさんの取材を受け、家族で虐待について話し合う機会がもてたことは良かったと思います。

息子の封印した記憶がいつまでも封印されたままであることを祈りつつ、これからも親子関係の絆を築き上げる努力は続けなければと思いました。

丁寧な取材と心配りをしてくださった山田記者に心から感謝致します。本当にありがとうございました。

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