午後から雨の予報でしたが、運動会は予定通り行われました。
昼前に雨が降り出したので演目を変更して、全学年の団体演技を終えました。
4年生は、「徒競争」と「台風の目」と「八木節」の全てをやり終えて、達成感で満たされました。結果に水を差すようなことを言う子はいませんでした。やりきったのです。
雨で延期になった演目は、火曜日にします。校長先生には、「八木節をもう一度して」と言っていただきましたが、お楽しみプログラムとして「紅白玉入れ」をすることしました。「子ども達にとって、その方が楽しいでしょう」との提案に、反対は出ませんでした。緊張感を高めて、精一杯踊ったのです。その結晶の様な素晴らしさは、一度だけのものだと思ったのです。
「八木節」を選曲するところから、地域の方と取り組んできました。基本の踊りは、地域の方が考えて下さいました。入場は、私の太鼓。子ども達と緊張感を共有した喜びでいっぱいです。
当日は、出発の担当でシグナルを撃ちました。火薬を込めてくれるのは、給食委員会の面々。今年は、敬老席から「ピストルが上手」と褒めていただきました。(ピストルをシグナルと呼んでいます。)前日にかっしーの勤務校であり、住まいの校区である夙川小学校の体育会に行って、シグナルのタイミングや立ち位置をイメージしてきました。
出発係4年目です。競技の流れがスムーズにいくように気をつけています。こんないい役させていただいて、感謝しています。
かっしーは、ギブスで救護席に立っていました。松葉杖です。休みたかったはずなのに、1日も休まずに働いていました。かっしーの横には、卒業生がいました。素敵な空間にお邪魔しました。
今日の代休は、半日以上を病院で過ごしました。検査です。眠ったり読書したりしました。個室(?)で待つので、ちょっとしたホテル気分です。
予防的な観点から考えれば、発達障害者は、一般の健常者以上にストレスやプレッシャーの少ない環境(家庭、学校、職場)で、より温かく、より保護的にサポートされるべきです。・・・(略)・・・怠け者や変わり者、自分勝手なわがままな人間と誤解され・・・厳しく叱責、批難されています。・・・これでは合併症を起こすのも無理はないのです。
星野仁彦著『発達障害に気づかない大人たち』 祥伝社新書
「発達障害は、万病のもと」と書かれていました。「発達障害の合併症は深刻な問題、でも大人の発達障害は治せる」と、断言していました。うつや依存症、睡眠障害、不安障害、パーソナリティー障害などに発達障害が隠れていることが多いそうです。離婚やDVも。
さて、学級には発達障害の児童がいて、それは全体の5%とも10%とも言われています。30人学級で1、5人から3人という計算になります。「より温かく、より保護的にサポートするべき」児童が、いるということなんです!
運動会に向けて、みんなの気持ちを一つにまとめる中で、前述の事ができていたかなと振り返っていました。
<児童席には、紫外線対策でテントを設置しています。>