西宮ライフスキル研究会

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本日、抜鈎です。「バツコウ」と読みます。

投稿者:かっしー

今日から5月。

本日、術後7日目。

いよいよ、半分抜鈎です。糸で縫って無いので抜糸とは言いません。
では、何で傷を留めてるか。なんと、ホッチキスの針です。
22年前、血管腫瘍で手術した時は糸で縫合しました。
12年前、卵巣嚢腫で手術した時はクリップ (ガチャ玉)で傷口を留めてありました。クシャミをしたら弾けて取れそうで怖かったのを覚えています。
8年前の背部腫瘍の手術の時は溶ける糸を使用し、ドクターが「水着を着た時、目立たないようにしておきましょう」とご配慮下さり、美容整形外科的な縫合をして下さいました。
医学は日々進歩していますよね。
例えば、私のような早期癌も、一昔前なら容赦無く開腹で全摘出でした。今は治療法を患者が選べる時代です。
私の癌は二カ所。粘膜内に留まっており、ステージⅠ(SM)。このケースでは、内視鏡で癌組織だけ取り除く方法と、腹腔鏡で胃を部分切除する方法、開腹で部分摘出する方法とがあります。
ドクターから、それぞれの手術のメリット・デメリットを説明して頂きました。
「内視鏡手術だと、術後の回復は最も早いが取りきれなかった癌細胞が残る可能性が10パーセント。つまり、再発率が10パーセント残る。腹腔鏡手術も、回復は早いが、リンパ節転移の確認が充分には出来ず、余りお勧めしない。開腹手術の場合、術後の負担が一番大きいが、完治率99パーセント」
この説明で、私は迷わず「100パーセント完治を目指したいので、開腹手術をお願いします」と応えた。
でも、やはりこの年でも女です。傷跡が気になります。ドクターにどの位切りますか?と尋ねると「あなたは皮下脂肪が少ないから、5センチ程度の傷で済むでしょう」と仰いました。しかし、実際はお臍の上からみぞおちまで10センチ以上あると思います。初診より5キロの皮下脂肪が増えたからだと言われてしまえばそれまでですが・・・。
その上、背中の手術の時の様に、目立たないよう美容整形外科的には縫ってもらえず。傷跡はとても痛々しい限りです。
誰に見せるわけではないけれど、綺麗な身体でいたいですよね。もうこれ以上身体にメスは入れたくないなと思います。どうぞこれが最後の最後になりますように。

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