先日の尾崎さんのイメージトレーニングの時、何か困難な場面に出くわした時、心の中で「ついてる。ついてる」。と念じるだけでツキがまわってくるという話があった。
それを聴いて以来。フッと気がつくと「ついてる。ついてる」。と念じている自分がいた。
すると、不思議と“ついてるな”と思うような出来事がおきた。
先日も、小豆島の帰りのフェリーで空席がなく、「ついてる。ついてる」。と念じながらくるくる船内を歩いていると、若い女性が「あっ。席どうぞ。私たち向こうに仲間がいるんで」。と席を譲ってくれた。(決して私が年寄りに見えたわけではないはず)
昨日は、ショッピングセンターの駐車場で、停める場所を探している時「ついてる。ついてる」。と念じていると、お店の入り口から一番近い所に停めていた車が1台スーッと私の前で出て行った。
今日、学校長と職員室で激しい意見の言いあいになった。
明日、私は1日研修に行く予定だったのだが、その研修に行かず、学校に居てほしい言われたのだ。
明日の研修は5月に申し込みをして、とても楽しみにしていた研修だった。昨年は養護教諭が1人しかいなかったので、研修には行かず、年休も1日しかとっていない。その1日の年休も、自分のためではなく、遠方に講師として向かうための年休だった。
今年、養護教諭が2人になり、研修も、講師も自由に行かせてもらえると期待していたのに、全く期待はずれだった。研修には行けず、講師の依頼もたくさんお断りした。悔しかった。その思いが爆発した。
私が学校長にあれほど激しく抗議することはめったにない。
保健室に戻り、一呼吸おいて「ついてる。ついてる」。と自分に言い聞かせた。
すると、不思議に気持ちが落ち着き「きっと行かないほうがいいということだろう。今回は諦めよう」。そう思い直し研修会への欠席届を書いた。
学校長に欠席届けを見せると「ありがとう。加島さんは、この学校にはなくてはならない存在なんや。信頼しています」。と言ってくれた。
その後、大きな事故が起き、相棒さんはけが人を連れて病院へ。
その間、3時間、1人で2クラスの視力検査をし、学級閉鎖の手続きに報告。高熱を出した児童の手当てなどに追われ、あさってまでに仕上げないといけなかった仕事に全く手をつけることができなかった。気がついたら夕方の6時を回っていた。
明日までに仕上ればいい。
そう思うと気が楽になった。
もし、明日研修に行くことにしていたら、きっとあせりまくっていただろう。
「ついてる。ついてる」。
結果、学校長と言い合いになって、研修をやめてよかった。
「ついてる。ついてる」。
明日もきっと「ついてる。ついてる」。