今朝の新聞に「105学級閉鎖!!」という見出しで、ずらっと6市1町プラス県立学校で閉鎖された学校名とクラスが発表されていた。
本当に大変な状況である。
本校も9月始めから今日まで、感染者がゼロになった日はないが、今のところ学級閉鎖をしなければならないほどの流行はない。しかし油断は禁物。1人でもクラスに感染者がでると、翌日にはいきなり5人ほどに感染が拡大してしまったりするからだ。
もう。10月。そのうちに季節性インフルエンザの流行期もやってくる。そして、新型と季節性型がごちゃまぜになった中で、今より多くの人たちが感染するのであろう。
どちらにしても、まずは自己防衛が大切である。各自が自分で自分の身を守る意識さえいっかり持っていれば、それほど感染を恐れる必要はない。
私は例年、11月1日から3月25日まで徹底してマスクを着用している。
今年は新型インフルエンザの影響で例年よりう~んと早く、9月1日からマスクの着用を始めた。
私がこのように徹底してマスクを着用するようになったのにはわけがある。
私は子どもの頃から喉が弱くて、毎年3~4回は風邪を引いていた。
ちょうど7年前の11月、早々に風邪をひいてしまったのだが、その時学校長からこのような事をいわれた。
「養護教諭のくせにもう風邪ひいたんかぁ?」。
「養護教諭のくせに・・・」という言葉は、まるで「あなたは自己管理もできないのか」と責められているようで、悔しくて悔しくて「もう絶対に風邪はひかない」。そう決意し、私のマスク人生は始まった。
11月から3月まで、マスクを外すのは食事の時のみ、睡眠中もマスクをした。(但し、就寝時にはつけていても、起床時にはどこかへとんで行ってしまっているが・・・)
このような徹底的なマスクの着用を実践した結果
私はこの7年間、一度も風邪をひいていない。
マスクは予防効果が無い等と言いきる人がいるが
それは大きな間違いだ。
マスクは風邪の予防に効果絶大。
喉粘膜の乾燥を防いでくれるのが最大の防御であるし、保健室では感染した子どもからの飛まつ感染を防いでくれる。また、常に鼻と口を覆っているので、ウィルスのついた手で触ることもなく、接触感染する機会も減るというわけだ。
昨日、おじゃました小野中学校では多くの生徒さんが自主的にマスクを着用されていた。
小学生の児童には着用を徹底させるのは難しいが、もし、徹底させることができたら随分流行は防げるだろうに・・・と思う。
マスクの効用。
これからも声を大にして訴えて行きたい。