西宮ライフスキル研究会

スクウィグル

5年生の実践ノート

スクウィグルへの挑戦

子どもたちに、スクウィグルを描いた1枚の絵を見せました。「これ、なにー?」「先生が描いたの?」これから始まる授業に、子どもたちは興味津々です。

スクウィグルの説明をし、「この図から自由にイメージをして絵を完成させる」ことを伝えると、大半の子は「おもしろそう。」と、意欲満々。ところが、「なんだかむずかしそう。」と、顔をしかめる子もいます。そこで、「先生といっしょに、このスクウィグルから絵を描いてみましょう。2,3人前へ出てきてくれる?」というと、すぐに4,5人の子どもが名乗りを上げました。どんな絵が完成するのか、残った子どもたちはニコニコしながら見つめています。絵が完成すると拍手も。「早くやりたい。」という気持ちがクラス中に広がりました。

グループに分かれての作業が始まると、あっという間に教室は子どもたちの熱気につつまれました。頭をつきあわせての真剣なトーク。そして笑い。始めは、なかなかイメージがまとまらなかったグループも、おたがいに活発に意見を出しあいながら楽しそうに進めていきます。10分間ほど経過すると「できた!見てみて。」というグループが出てきました。得意げな顔で、うれしそうに完成した絵を見せにくるすがたが印象的です。担任の想像以上に、子どもたちの発想は豊かでした。9つのグループが、それぞれユニークな絵を完成させました。

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